倅との会話



<保育園〜小学校>(2008年4月23日)


倅の、小学生時代の口癖は
「あ〜あ、つまんないなぁ。」
それを聞くと即座に私は
「オマエが一番つまんないんだよ。」と、批評していました。

いや〜〜〜〜、サヌキですわ。

でも、誰が付き合っててもつまらない人と付き合うでしょう?
付き合いません。
まず、自分が魅力のある、面白い人間にならないと。
(倅は主人に似たのではないかと思っています)


保育園の時、引っ越して来たので友達がいませんでした。
当時の担任は「タダのおばさん」でしたが、
タダのおばさんの平均値をかな〜り下まわっていました。
その対応のまずさが友達居ない原因の一つです。

倅は性格は良いが、物事がいまいち分からない面があり、
そのことからも友達が出来にくかったのです。

小学生になり高学年になると男子はグループを作り
休み時間にはサッカーなどをして遊んでいました。
倅はサッカーは興味が無い。
意地の悪い子には意地悪をされる。
舐められて仲間外れにされていました。
(「苛めについて」に詳細を書いてあります。
 アワな母親なら子供と一緒に堕ち込むところですが
 サヌキの母は「喧嘩の仕方」を訓練します)

勉強が出来る方ではない。
得意科目は特に無い。
運動は出来ない。
ひたすら性格が良いだけ。

これでは仲間が出来ないし、友人はたった一人気が合う子だけ
になってもしょうがないですね。
倫理研究会によれば、子供は親の人生を再現するそうです。
主人は小学生時代、引っ越した先で官舎の子供達から
仲間外れになったそうで、倅は父親の人生を再現しています。

なので倅は毎日つまらない、と言っていたのです。

<中学校>


倅に友人が出来たのは中学生になってからでした。
親が養育できない施設の子です。
我が家も親が養育できないので、似たようなものです。
三年間その子と仲良く過ごしていました。
中学生になったら「あ〜あ、つまんないなぁ。」と言わなくなりました。


コンピューター部に入り、好きなコンピューター三昧。

<高校>


高校は本人の希望でコンピューターを専門的に勉強するところに入りました。
好きなコンピューターの勉強なので、毎日楽しかったようです。
教師にも恵まれ楽しい高校生活を送ったようです。

本人は大学へ進学したかったようですが、
私から見て大学向きではないことが分かったので
専門学校で実務的なことを学んだ方が良いと判断しました。

<専門学校>


高校でコンピューターを専門勉強したので専門学校では
成績が良く、常にトップでした。
試験には一発で受かりどんどん資格を取っていきます。
同級生は毎日残り勉強の上、資格試験には落ちる。
でも本人は軽くこなして行きます。

二年間無遅刻・無欠席、成績優秀、資格沢山。
最後には何度も表彰され華々しく卒業しました。

あっと言う間の2年間でしたが、本人はとても充実していたようです。

<これまでを振り返って>


保育園〜小学生時代は友達もなく、毎日つまらなかった倅ですが、
成長するに従ってどんどん自分の趣味や傾向が分かってきた。
才能を伸ばすことも出来た。
最後にはとても充実した学生生活を送ることが出来た。
このことからいろいろなことが分かります。

小さい頃は自分が何をしたいのか、何に向いているのか分かりません。
早めに分かる子もいますが、そうではない子もいます。
小さい子にも分かるようなことは、世の中のことのほんの一部です。
野球やサッカーの選手とか学校の先生とか医師とかコックとか、
そういうのは分かる。
でも、そうでは無いものは子供には分かりません。
なので、自分の好きなもの、向いているものと出会えないのです。
出会えない場合は自分が何をしたいのか、
したらいいのか、分からないのは当たり前です。


大きくなるにつれてだんだん分かって来ます。
この時、自分の好きなことはコレなんだ、という自覚があれば
その道に進めます。
世の中には子供には分からない世界、職種があるので
分からないものを選ぶということは不可能です。
自分の意志が通るのだ、自分は好きな道を歩んで良いのだ、と
いう自覚があればいつか、自分の進むべき道に出会える。
親はそれを邪魔してはいけないと思う。
つまり子供の好きにさせれば良い。

私は子供の世話はしませんが、子供の自由は尊重します。
そして好きな道を歩め、と子供に言い、応援しますね。
子供はそれぞれ自分の好きなことをやっています。
それでいいのだと思います。

倅のように精神の発達が同級生より遅くても仕方ないと思う。
早生まれです。
一説によれば早生まれの子が同級生に追いつくのは
中2だそうです。
それまでは同級生の平均値より下回っているかもしれない。
でも、それで良いのだと思います。
遅れていてもいい。
自分の好きなことを見つけその道を進めば良いのだと思います。

<最初の衝撃>(2008年4月19日)


引っ越ししてもうすぐ1か月になります。
倅から主人のケイタイにメールが来たそうです。
会社から最初の洗礼がやって来ました。
最初の給料は半額なんだそうです。
主人と笑いました。



就職は4/1です。
その前一週間は研修期間。
なので、会社員としてはまだ、30日間働いていません。
25日間です。

でも半分とはヒドイな、4分の3は寄越せ、とここで思ってしまうとまずい。
話が違う、などと思ってしまうとさらにまずいです。
会社側は「最初から給料全額払う」とは一言も言ってないからです。

最初から全額出ると何となく思っていた(何も思ってなかった)のは
新入社員が甘いからです。
だから、こういう場合は(ああ、オレは詰めが甘かったな)と、思えばいいんです。
それなのに自分の甘さを棚に上げ、勝手に「給料最初から全額支給」と
自分で決め、それを実行しない会社に対して筋違いの不満を持つ。

新入社員が抱く不満
「話が違う」→そんな話はハナっからしてないので、違うというのはおかしい。
「それは聞いてない」→聞いてないオマエが悪い、オマエには話してない。
「〜〜だったんじゃないすか?」→あ、ああ?アレ?変更になった。
「〜〜だと思ってたのに」→オマエが勝手に思ってただけ。
「???」→おいおい、会社がオマエに合わせるのか?オマエが会社に合わせろよ。

そして(こんな会社辞めてやるっ)と、思う。
(※典型的な分からず屋の心の姿勢)

思ったことはいつか実現します。
会社としてはそのような考え無しの社員は要らないので好都合です。
そうやって心得違い勘違い社員がどんどん居なくなっていきます。
これは会社の手かもしれません。
会社に忠誠心を持った社員だけを残す手ですね。
私が司令官ならやりますね。


K、最初の給料は半額なのかい。それに不満を持っちゃダメだよ。
「こんな会社辞めてやる」と、思うと実現しちゃうからね。
3年間は何があっても「辞めてやる」と、思ってはいけない。
会社は新入社員の意識を見ているからね。

<倹約家>(2008年4月19日)


さて、引っ越し当日は「引っ越し便」に入れなかった荷物を沢山持って
車に乗りこんだ倅です。
宅急便で送れば?と、私が言っても「いいよ、母ちゃん。」と言って
金を節約してました。
この倅と長女は無駄遣いをしません。

次男と次女は金を掴むと三日で遣い果たすので私に似たかな。

倹約家であるということは素晴らしい素質です。

<引っ越すまで>(2008年3月30日)


○月○日に引っ越すと決めたので、それまで自分で荷物を詰めなくては
ならなかった倅。
ところが全然荷物を詰める様子がありません。
私は「本人が困れば良い」と思うので、放っておきます。

ところが主人は他人がやることにいちいち口出しする人なのです。
毎日
「K!引っ越しの荷物は詰めたか!」とうるさい。
全然詰めてない倅は
倅「うるせえなぁ、そのうちやるよ〜。」
夫「そのうちじゃダメなんだよ、今やれ!すぐやれ!」
私「父ちゃん、こんな奴は放っておきな。
   自分が困ればいいんだから。」
夫「K!箸は詰めたか!」
私「引っ越し便の話に、箸の話をするな、箸の話を!
   そんな小さい話をするんじゃない。」
K「ったくうるせえなぁ!」
私「本人が困ればいいんだから、父ちゃんは口出ししないでおくれ。」
夫「K!楊枝は詰めたか?」
K「・・・・・・・・・・・・・ホントに■そうかな。」
私「K、やれっ。存分にやれっ。」



これをほぼ毎日繰り返していました。
子煩悩で世話好きなのは分かるけど、それじゃダメですよね。
主人の教育は大変困難です。
私と、主人の弟の奥さんとで「息子がああなったのはお義母さんが
世話焼きで優し過ぎたからだ」と、義母の責任を追及しています。

<ひざまくら>(2008年3月27日)


ウチの倅ども、毎日お母ちゃんにひっついてました。
一日中ベタベタと、気持ち悪い。
私がPCやってると倅が頭を私の膝に載せるんですよ。

私「重い、臭い、汚い!どきな。」
倅「母ちゃん・・・」

夏場はこの台詞に「暑い」が加わります。
私「ええええい、あっち行け、暑苦しい!」


よく「ウチの息子、全然私と話をしてくれない。」と嘆いている奥さんがいます。
ウチの倅と交換してください、そっちの方が楽やで。
「ウチの息子、いったい何を考えているんだか、ちっとも分からないわ。」
分からなくたっていいじゃないですか、他人なんだし。
何で他人の考えていることをいちいち知らなきゃならないんでしょうか?
私はそんなこと全く興味ありません。
勝手に生きて欲しい。
ただし、義務と責任を果たしてね。

或る日などは、膝に頭を載せている倅に思いっきり冷たい表情をしてやりました。
アウシュビッツの看守の如き無表情です。
倅「母ちゃん・・・・・(泣」

歩いていれば
「母ちゃ〜ん♪」と言って抱きついてくるし・・・二人とも・・・
しょうがないから抱っこしてやるんですよ、私より大きな子供を。
(うへえ)
次男などはすかさず私のお尻をもんでいるし。
(きゃあ!)

本当に本当に倅って・・・
そんなにお母ちゃんが好きなんでしょうかね?

<◎ちゃん寂しがる>(2008年3月25日)


倅が出て行って3日、とても静かな毎日です。
ああ・・・平和だ。
パックス if〜ナ=if 家の平和
そう、倅はのべつ幕なし、くっだらないことを喋っていたからです。
まぁ、私もですが。
末っ子の◎ちゃんは普段からおとなしいけど、
なんだか元気がありません。

私「◎ちゃん寂しい?」
◎「あい!」
私「かわいちょう!(可哀想!)」

長男と次男はとても仲良しです。
4歳の年齢差を全く感じさせません。
数年前まで一緒にドラえもんを見て下宿人のP子を呆れさせていました。

この二人はいつも一緒に居て抱き合ったり、じゃれたり
闘ったりして遊んでいました。
本当に4歳の年齢差を微塵も感じさせませんでした。
ていうか、知能の点では次男が優っているのです。
そこを長男の権限(あるのか?)で無理やり捻じ伏せていたのです。
次男は毎日長男にコキ使われて可哀想でしたが、
長男が居ないのも寂しいようです。

兄弟が仲良しなのはいいことですね。

さあて、これからは◎ちゃんが今まで二人でやっていた家事を
一人でやらなくてはなりません。
◎ちゃん頼むよ♪

<倅出て行く>(2008年3月23日)


はああああああああああああ!
倅が生まれて20年余り、この日を待ち望んでいました。
今日、やっと家から出て行ってくれました。

近所の奥さんは、息子が家から出て行ってから
アルバムを見ては思い出し、泣いてたという話をしていました。
「ifさんもKちゃんがいなくなったらきっと寂しいわよ。」ですと。
私はこういう人とは友人になりたくないです。
なってないけど。
知人だけど。

これからは倅とパソコンの取り合いで怒鳴り合いも殴り合いも
蹴り合いもしなくていいし、一人減るととても楽なんです。

子煩悩な主人は昨日から「寂しい!」と何度もうるさい。
母親のアタシがせいせいしているのに、変ですよね。
私は子供が一人減るごとに楽になるのでせいせいしてます。
私には物理的な距離は関係ないのです。
遠く離れていても心、波長が近ければOKなのです。


倅はパソコン関係の会社に就職し、寮(タコ部屋)に入ることが出来ました。
これからは三度の食事をどうするかいつも考えなくてはなりません。
いい気味です。
親のありがたみを思い知るが良い。

或る健康法によれば子供をダメにする母というのがあるそうです。
多かれ少なかれ、母が子供をダメにする。
一刻も早く母から離さないと子供はおかしくなるんだそうです。
「毒」という字、上は「主」で回転や生命力を表すのだそうです。
下には「母」という字があり、母は生命力をダメにするので、だから
「毒」なのだそうです。

違う意味で毒母な私ですが、上のような「可愛がり過保護にして
子供をダメにする毒」は殆ど出してないと自負しています。

倅は用意が悪いので、今日は荷物を沢山持って行きました。
まだ足りないものがあれば
「着払いで送ってやるよ」と言ってあります。
どこまでも本人の責任を追及する私です。
このくらいシビアな母の方がいいみたいですよ。



また倅はSEですが、SEの寿命は25歳まで、とのこと。
(これ以上の年齢になると最新のシステムについていけないそうです)
これはSEを30人ほど部下に持っていた電気屋さんの証言です。
ってことは20歳から25歳まで会社にコキ使われるのでしょう。
その間、仕事が嫌になったら簡単に転職するのもSEです。

その時どうするか?
倅には私の身近に体験者がいるので、それを教えてやりました。
親がするべきことは子供の世話を焼くことではなく
子供には出来ないことをしてあげること(サービス)と、
情報を入れてやることです。
この話は「人間のいろいろ」にいつか書きます。
倅に先日この話をしたやったら、多いにビビリ胆に銘じたようです。

倅は専門学校生になり、毎日元気に学校に通っています。
私も楽しみです。
一年半後に倅が学校を卒業して家から出て行く日が・・・


<引っ越し>(2008年3月22日)


倅がもうすぐ引っ越しです。
Yシャツや靴下、バスタオルなどを用意してやってます。
バスタオルは倅に良いのを使わせるのは勿体ないので、
100円ショップへ行ったら、200円のバスタオルがあったけど、
生地が薄くてとても使えないようなものでした。
なので仕方ない、うちにあったとっておきの
「帝国ホテル仕様」のを持たせることに。ああ、勿体ない。



一週間前に大きな荷物だけは引っ越し業者に運んでもらいましたが
その際、私は何もしませんでした。
(段ボール箱購入を手伝ったけど)

引っ越し業者に電話したのも倅です。
倅は一人で役所へ行き転出届を出しました。
何度も電話でやり方を訊くので面倒臭くて腹が立ちました。
「そんなの役所の人に訊きなさいよ。
相手はプロなんだから!」

子供の世話など大嫌いです。
それに二十歳なんだから全部やりなさいって言いたいです、
言ってるけど。



私「ほらK、引っ越し荷物をまとめなさいよ。」
倅「引っ越し!引っ越し〜!かい?」
私「さっさと引っ越し〜しばくど!」
倅「わははh!」



引っ越しおばさんの如く倅を追いたててます。



子供可愛さで子供には何もさせず、何でも手を出し口を出す母が多い。
私は倅のことは倅が主役なので、ひとにしてもらいたければ
本人が依頼しない限り何もしません。
依頼されても「うるさいね、母ちゃんは関係ないよ!」と言います。
倅がどうしても自力で出来ないコトだけ、最低限手を出してやります。
しかし、本当はこの方法が良いそうです。
(或る健康法の大家の説)

私「母ちゃんがコレをしてやるのはサービスなんだよ。」と
まるで商店の如き母です。
本来の業務とサービスを分けて考えています。

さて。
倅はアルバイトをしなかったので貯金がありません。
どうも軍資金を親からせしめようという魂胆。
私「だったら働け。
   ただではやらん。」

ここんとこ仕事を言いつけると珍しく「は〜い♪」と返事のいい倅。



驚かしてやろうかな?
私「はい、3000円ね!」とか言おうかな?

主人に相談したら「飢え死にしない程度にやれ。」と言います。
それでOKです。

<ゴミ虫1>(2008年3月17日)


かなり運転が粗っぽい私です。

私「こんのぉ、クッソ爺い!」
倅「母ちゃん、今度は人間に生まれ変われないよ。」
私「じゃ何に生まれ変わるんだい?」
倅「ゴミ虫とか・・・。」
私「わはっは!」

<ゴミ虫2>


今日も運転が荒っぽい私です。

私「このぉ、クソ婆あ!」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
私「はっ。
   母ちゃんの来世はゴミ虫だっけ?」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・うん。」

<ゴミ虫3>


可哀想な生い立ちの方がいます。
中学生のころ、お母さんが亡くなってしまった。
後妻が来たのはいいが、とても意地が悪く
子供たちを全寮制の高校に入れたそうです。
で、夏休みになって家に帰ると後妻が家に入れてくれないのだそうです。
有り得ません、何て嫌な女でしょう。

私は倅に言いました。

私「とんでもない女がいるもんだ。」
倅「そりゃヒドイね。」
私「そういう女はロクな死に方しないね!」
倅「ていうかさ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・来世は
母ちゃんと一緒に
   ゴミ虫なんじゃね?」

<ゴミ虫4>


私「K、虫に生まれ変わるなら何がいい?
   母ちゃんは女王蜂がいいな。
   一日中何もしないで威張ってるだけ。
   仕事は全部働き蜂にさせる。」
倅「母ちゃんは女王蜂かい。」
私「うん。
   でも、今の生活も毎日何もしないで
   仕事は全部他人にさせているから、
   既に女王蜂のようなモンだけどさ。」
倅「いや、やっぱり母ちゃんは・・・・・・・・・・ゴミ虫でしょう、
   あはっはh!」

<ゴミ虫5>


しかし、ゴミ虫って何なんでしょうね?
ゴミにたかる虫なんですかね。
虫には詳しくないのでよく分からないんです。


しかし、ま。
言いたい放題言ってくれますね、倅も。
大飯喰らいの脳無し野郎のブンザイでね。
まっ、いいんですけどね。

しかし、私も想念が悪いので本当に
来世ゴミ虫に生まれ変わったら大変です。
洗心、洗心・・・・

<転職>(2008年3月14日)


まぁ、運転は荒っぽい私です。
毎日倅から「母ちゃんは飛ばすねえ!」と言われています。
早く行けるのにわざわざ遅く行くことはないと思うんですよ。

或る日・・・老人が運転する車が前をのろのろ走っているので思わず
私「こんのぉ爺い!さっさと行け!」
倅「母ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・転職しろよ。」
私「どこに?・・・・・・・・・・・・・・・暴力団かい?」
倅「うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

職業の適性はあるだろうか?

番外編<聖人怒る>(2008年3月14日)


広々とした北海道から狭苦しい城下町に引っ越して来たF氏。

F「ここって道が狭いよね〜」
私「そりゃ札幌に比べたら狭い罠、城下町だからね。」
F「それなのにみんな飛ばしているんだよね〜」
私「そりゃ、まぁ、飛ばす罠。」
F「奈々十キロで走ってても煽られるんだよ(怒」
私「・・・・・・・・・・・(困ったな、奈々十ならアタシも煽る罠)」
F「ったく、何てところだ(憤」
私「・・・・・・・・・・・・・・・。」

その後いかに県民の交通マナーが悪いか延々とF氏の講義が続く。
カッカすると危ないから、早くここの交通事情に慣れていただいて
安全運転をお願いしますよ。

<GO!>(2008年3月14日)


倅は自動車運転免許を取ったのに、道路が怖いので運転しません。
一度倅に運転させて私が助手席で運転指導をしました。
交差点で右折する時対向車が途切れたので私が
「GO,GO,GO,GO,GO〜!」
とアメリカのSWATかFBIのような声を出したら、
その声が邪魔で運転を間違ってしまうんですと。

倅「母ちゃんがうるさいからボクは運転が出来ない!」ですと。

(嫌な奴)

<バック>(2008年3月14日)


倅が運転しないのはバックで駐車するのが怖いんだそうです。
隣の車にブツけそうなので怖いのかな。

私が倅を助手席に乗せてレストランやビデオ屋へ行き、
すーーーっとバックさせて駐車するといつも感心しています。

倅「母ちゃんバックが巧いなぁ!」
私「巧いだろ!えへへh。」
決して謙遜しない私です。

それだけでなく
対向車がちょっと途切れた隙に素早く右折するとか、
対向車が左折するのに便乗して右折するとか、車線変更が素早いとか、
信号が黄色になったらKサツが居ないことを確認しつつ加速して突っ込むとか、
交差点で右折する際対向車が譲ってくれたら
パッシング一回お礼して3秒以内に右折するとか、
割り込みする際譲ってくれたらハザードランプ二回点滅で
お礼をしつつハンドル直してギアチェンジ&加速&右折ウインカー
&ブレーキ&ギアチェンジ、これを数秒でこなすのを見て驚嘆する倅。

どうも、私が一番巧いのは絵でも文章でも家事でもなく運転のようです。

以前ネットの友人を車に乗せたら驚かれました。
友人
「if さん運転巧い!惚れた!」
いやあ、照れるなぁ!
残念ながら友人は女なんですけどね。

<雑草>(2008年3月4日)


倅は去年の春、早々と内定が決まってました。
いよいよ東京丸の内の企業に今月から行くことになった。
で、引っ越しのために段ボール箱を買うためホームセンターに行きました。

段ボール箱を買った後、食料品を買いに同じ建物内の食品売り場で
買い物をしました。

私が安直に出来あいの焼き鳥を二本買ったら自称グルメの倅
倅「母ちゃん、こういうのはまずいって言ってるだろ。」
私「いいんだよ。何だって食べられりゃ。」
倅「ったく母ちゃんは味盲だよな。」
私「そんなことないよ。これだって美味しいよ。」
倅「母ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑草でも食ってろって感じ。」
私「おまえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  東京にタンポポが生えているといいなぁ!」
倅「なんだよ。」
私「ペンペン草が生えてるといいなぁ!わはっは!」
倅「うわ〜〜ん!」



何がグルメだ。
自炊して思い知るとええんじゃ。

<流動食>(2008年3月2日)


ビールのおつまみのチーズを食べ残した。

私「チーズ食べる?」
倅「NO!」
私「何で?」
倅「第一にオレは今チーズを食べたくない。
  第二に母ちゃんの食べ残しを食べたくない。」
私「何で?」
倅「母ちゃんの食べ残しなんか喰わないよ!」
私「ふううん、変だなぁ。
   おまえが赤ん坊の時、食べモノを母ちゃんの口に入れて
   よおおおおく噛んで唾液と混ぜてドロドロの流動食にして
   おまえの口に流し込んでやったら、とっても嬉しそうに
   『あ、あ、あ、あ!』と言って食べてたのになぁ。」




倅「うわ===っ!
   たっはっははh!(泣」



泣け。

<予言>(2008年2月27日)


倅がパソコンをしている。

私「K、母ちゃんが使うからどきな。」
倅「嫌だって言ったら?」
私「そうぉねぇ・・・頭が痛くなる。」
倅「母ちゃんは預言者かい?」
私「うん、予言者。
  近未来、そなたの頭は痛むであろうぞよ・・・」
倅「頭のどこらへんが?」
私「頭頂部に激痛が走る予定。」
倅「うんと痛い?」
私「うん、凄く痛い。 
  急激に痛い。
  思わず『痛い痛〜い!』と悲鳴を挙げるほど。」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はいよ、母ちゃん。」



これで予言は回避された。

人類も将来神の罰が下る前に行動を改めれば
神の拳を避けられるでありましょう・・・

<タンメン>(2008年2月24日)


倅「婆あに食わせるタンメンはねえ!」



この台詞、どこかで聞いたことがあるような・・・
どこだったっけなぁ・・・

<漁船>(2008年2月23日)


うちの倅、小さい頃から漁師になるのが夢でした。
なので一言。

「イージス艦には気をつけるように。」

<お子様メニュー>(2008年2月22日)


倅とレストランに入った。
メニューを見たら「お子様ランチ」があり、当然のことながら「一番安い」。

私「ねえねえ、見掛けは大人だけど、中身は小学校三年生、
   ってのがいたら
   お子様ランチOKかね?(勿論倅への嫌がらせ)」
倅「(またくだらないコト言いだしやがって、という顔)
   ていうかさ。
   誰かの『お子様』ならいいんじゃね?」
私「K!おまえ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・賢いな(驚嘆
   なるほど、ひとは誰でも誰かのお子様には違いない。
   凄いや、よくそこに気づいたね。」
倅「まあね。」
私「じゃあ、試しにお子様ランチを注文したとする。
  で、ウエイトレスが『お客様、これはお子様用となっております』と
  言ったら母ちゃんが『この子はウチの子ですっ!』って
  金切り声を上げようかな。」
倅「やれヴあ?オレの居ない時に。」
私「そんなぁ(おまえがいなけりゃやれないだろ)やろうよ〜」
倅「バカ言ってんじゃねえよ、ったく。」



そうかな。
試してみたいんだけどな。

でもちょっと勇気が足りない私。

<ビューティー・コロシアム>(2008年2月19日)


私「これからホラービデオを見るからね。」
倅「母ちゃんはビューティ・コロシアム見ないの?」
私「見ないよ、ホラービデオ見るんだもん。」
倅「でも、◎がビューティ・コロシアム見るって言ってたぜ。」
私「え?
   そうなの?
   ◎ちゃん。」
◎「あい!」
私「そっか、ではお母ちゃんも見るでちゅ♪」
倅「ば、婆あ!」
私「或る意味、ホラービデオみたいなもんだし。」
倅「この・・・くそ婆あ!」




この番組にはウチの娘どもにも
「姉妹で出なさい。」と言ってた私です。
娘どもは怒ってましたが、何で?
美人になれるのにねぇ、変ねぇ。


しかし特にブスでも無い人が登場しているのは解せません。
(何でぇ?)と思います。
若くて健康的でどこも悪いところ無いのに何でぇ?
こういう時レギュラー陣が挑戦者に文句を言ってますわね。

ナンだかなぁ・・・



あごが出ているだけの女の子。
とても可愛いです。
あごなんか気になりませんよ。

次男の◎ちゃんに訊いてみたでちゅ。

私「このお姉ちゃんと大子と小子、どっちが可愛い?」
◎「えへっへ〜〜い♪」
私「このお姉ちゃんかい?」
◎「あい!」
私「おまえ・・・・・・・・・・・大子と小子に殺されるよ・・・」
◎「うえ〜〜〜い!(困」



可哀想・・・



会社から帰宅した主人がこの番組を見て

「おめえも行って来い。」ですと、私に。
な、何でぇ?

<一言>(2008年2月10日)


倅「母ちゃんに一言。」
私「何?」
倅「この・・・・・・・・・・・・・・・・・











  ぶあっ婆あ!!!



  ははっはh! 
  hっははは!」



何なんだよ・・・

<全知全能>(2008年2月2日)


今日ホテルで立食パーティがあるという倅を車で送って行きました。
開始時刻より30分も早く到着しそうです。

倅「母ちゃん、まだ30分もあるよ。」
私「いいんだよ。
   母ちゃんもホテルでご飯を食べるんだから。」
倅「母ちゃんの都合かい!」
私「そりゃそうだ。」
倅「母ちゃんを中心に地球が回っているのかい。」
私「とんでもない。
   母ちゃんは宇宙の中心なんだよ。」
倅「宇宙の中心かよ!」
私「我はαでありΩである。
   我は有りて有る者である。
   ”I am that I am.”
   我を崇めよ。」
倅「・・・・・・・・・・・・。」
私「あ〜〜あ、このくらい威張りてえなぁ!」
倅「そうかいそうかい、分かったよ。
   そうだね、母ちゃんは宇宙の中心だね♪
   はいはい。」



私が宇宙の中心ですがそれが何か?

<自転車盗まれた>(2008年2月2日)


可愛い次男の◎ちゃん、昨夜遅く帰宅しました。
近所のショッピング・センターの駐輪場に自転車を置いたら
盗まれてしまったそうです。
◎ちゃんはおしっこをしたくなってショッピング・センターに寄ったそうです。

◎「自転車なくなっちゃった。」
私「ありゃ!」

ちょっと自転車を置いたらなくなってしまって可哀想でちゅ。

うちには予備の自転車が一台あるし、まぁいいや。
とりあえず交番に届け出ました。
自転車屋には予備の自転車の整備をお願いして、これで仕事は完了。

チェーンの鍵をしなさい、と言っておいたのに本人に危機意識が無いもんだから
こういうコトになります。
しかし子供は失敗しながら成長するんだから、これで学習すればいいので
私はOKです。

これから先も沢山失敗して沢山お勉強してよね♪



で、交番の若い警官。
地図に方角の記号を記入する際、間違っていました。
私  「こっちが北ですよ。」
警官「あ、そうだった。」
私  「私が描きましょうか?」
警官「いえ・・・。」

調書の取り方もへたくそ。
物事が分からない人だなぁ・・・まぁ、しょうがないか、若いから。
彼は調書の取り方を上司に叱られていました。
去年採用されたばかりなのかな?
頑張れ若いお巡りさん。

<B型 VS A型>(2008年1月26日)


タイトルがちょっと「エイリアンズ VS プレデター」みたいで格好良いです。

テレビで「ゴリラの血液型はB型しかない」ということを知ったA型の倅、とても嬉しそう。

「そうか、やっと分かったよ。」とニヤニヤ。

我が家でB型は主人だけ。

しかし動物の血液型がABO式だったとは・・・


猿の種類の血液型はABO式で、全ての血液型があるようです。
ただし、種類によっては
日本猿=B型とO型だけ
ローランドゴリラ=B型とO型だけ
マウンテンゴリラ=A型とO型だけ

犬はABO式ではない。
ネコ=
A型(93%)
    AB型(5%)
    B型(3%)
    O型はない。

ブタ=
A型(90%)
    O型(10%)

牛=B型
魚=A型
くじら=B型
カエル=AB型が多い
カメ=B型


ところが、植物にも血液型があるんですね。
全ての植物が血液型を持っているわけではないそうですが。

A型=アオキなど
B型=イヌツゲなど
O型=ダイコン・カブ・ブドウ・サザンカ・ツバキ・イチゴ・ナシ・ゴボウ・サトイモ・キャベツなど
AB型=ソバ・スモモ・バラなど

O型が多いですね!


B型よりA型が進化しているとも言えず(カエルがB型で魚がA型)
まぁ、この対決は「引き分け」ということで。。。

<女を殴ると怖いぞよ>(2008年1月24日)


倅に言ってやった。

私「女を殴ると怖いんだよ。だから殴っちゃダメだよ。」
倅「そうかい。」
私「そうさ。
   女を殴るとキツイ女ならオマエが寝た後ワインの瓶で殴り殺すか
   包丁で腹をぐっつぁ〜んと刺すか、
   首を斧でチョ=ン!とチョン切る。」
倅「本当かい。」
私「おとなしい女の場合は毎日の食事にヒ素を混ぜて徐々に殺す。
  或いは睡眠薬を飲ませて眠らせてからネクタイで首を絞めるからね。」
倅「怖いね。」
私「有無。
   女は怖いのだ、気をつけろよ。
   母ちゃんみたいのは一番怖くないんだよ。
   我慢しないからね。
   オトコがいい気になって女房に我慢をさせると、そうなるのだ。」



そうなるンです。

離婚で済めばラッキーです。



女のタチはアワなので男からは見えないのです。
女はいくらサヌキでも隠れている部分(アワ)が
出ている部分(サヌキ)より多い。
だから女に生まれているそうです。
そうでない場合、サヌキ(表に出ている部分)が
アワ(隠れている部分)より大きいのが男。


隠れている部分は見る目が無いと見えない。
見てても見えないのです。
それを見るには同様に隠れている部分が大きな人
(アワ量多い、波動量高い)でないと。
なので、男でもイエス・キリストのような人は
膨大なアワ量と高い意識レベルがあるので見える。
通常の男性には女のことは見えないと思っていいでしょう。

<祈りの言葉>(2008年1月8日)


倅と会話してたら、何故かキリスト教徒がよくやる、祈りの言葉の話題になった。

私が記憶している祈りを唱えた。
あ、祈りの言葉はウチの子が小さい時、毎日のように唱えて暗記させました。
娘は知ってるけど、息子達はいまいち覚えてないかな?

「天にまします我らが父よ
御名(みな)の崇められんことを
御国(みくに)の来たらんことを
御心(みこころ)の天になる如く
地にも為されんことを

明日(あす)に備え身体の糧(かて)を与え給え
我らに罪を為せる者を我らが許したる時
彼らの罪を忘れ去り給え

苦難と誘惑の中に在りて
我らの導きとなり給え
汝(なんじ)の御名(みな)によりて
我らを導きの道に引き入れ給え

アーメン」



倅「ずいぶん甘っちょろいコト言ってるって感じ。」
私「ここかい?
   『 我らに罪を為せる者を我らが許したる時
   彼らの罪を忘れ去り給え』」
倅「そう。」
私「うむ。
   まぁ、そうだ罠。」
倅「俺らに罪を為した奴を許せってかい?」
私「うん。
   そりゃお母さんだって、お母さんに罪を為す野郎がいたら
   八つ裂きにしてやりたいね、正直言って。
   コテンパンにしてボコボコにして踏んづけてブチのめしたいよ、そりゃ。
   でも、それをやってはいけないんだよ。」
倅「何で?」
私「それをやると自分の魂が救われないんだよ。
   だから嫌でもさ、相手を許さなくちゃならないの。
   自分のためにね。」
倅「ふ〜〜〜ん、そんなモンかい。」
私「そんなモンなんだよ。」



主よ、健気な母子に御恵みを。アーメン。

<フードファイター>(2007年12月12日)


最近のテレビ、つまらないですね!
数年前からつまらなくなったけど、最近はとみにつまらなさが加速化してます。
テレビ番組の殆どが「大食い」と「お笑い」と「お笑いタレントに回答させるクイズ」です。
(※お笑いタレントは話芸があるので、台本を作らなくても勝手に喋らせればいいので、
   番組作るのが楽でいいそうです)
出ているタレントはどこも似たような人ばかりです。

これを面白いと感じる制作者なので、作られていると思うのですが。
テレビを見るのは老人と子供くらいですかね。

老人には未来はあまり残されてないので、ってことはテレビにも
未来が残り少ないってことでしょうか。



今日もテレビで大食い番組をやってました。
4キロのつけ麺を食べる女、10キロのラーメンを食べる男。

私「こんな番組ばっかり。」
倅「そんなに沢山食うなら象の飼料でも食えって感じ。」
私「まったくだ。」


一時期、グルメ番組が流行りました。
今もありますよ。
主義主張が絡む番組を作ると抗議、苦情の電話が殺到し、
テレビ局が大変なのでそれからは「食い物」の伴組しか作らないのでした。

テレビ局も可哀想だとは思います。
けれど別件ですが、そういう目に遭う理由もあるのです。
今、「食品偽装」が問題になってます。
問題になっているのは「テレビでCMを流さない企業」ですね。

もっと深刻なな「原子力発電所」「食品とはいえないマーガリンを
製造している企業」「添加物がモノ凄く入っている●●パン」
などは見逃されています。
「生命保険会社」の不払いは少しは話題になったけど、
すぐたち消えましたが、これはCMを沢山流しているからです。


テレビ局がそのようなことをしているので、他から仕返しが来て
番組を作ると他から苦情が殺到し、そういう番組は作れなくなり、
従って食い物の番組だらけになり、さらに視聴率は堕ち、未来は無くなるのです。

これも天が仕返しをしているんでしょうか?

<贔屓の引き倒し>(2007年11月30日)


可愛い可愛い二男の◎ちゃん(高校一年)。
それに引き替え無駄飯喰らいの脳無し野郎の長男K。
(私といい勝負だけど・・・)


倅がPCを使う際、いつも文句を言ってます。
K 「ちっくしょう、◎の奴、ヘッドホンを壊しやがって。」

ここ半年必ず文句を言うのを聞いていた私はとうとう叱りました。

私 「ったくオマエは心が狭いね。」
K  「だって◎の奴がオレのヘッドホンを壊したんだぜ!」
私 「だって◎が壊したっていう証拠がないだろ。」
K  「オレの目の前で壊したんだよ!」
私 「あら、そう・・・。」
K  「それなのに◎の奴平然としているんだよ!」
私  「へえ・・・ずいぶん大物だな。
    オマエも見習ったらどうだ。」
K  「ば、婆あ!」



「贔屓の引き倒し」って言葉がありますが、
我が家では次男の◎ちゃんは贔屓して殆ど叱りません。
だって、とてもいい子なんですよ。

叱る場合は相手のためを思って・・・なんてのが原因として
挙げられますが、それよりも叱る人の意識によりますね。
この人間を叱ろうと思えば叱れる、
褒めようと思えば何をしても褒められるものです。


我が家の◎ちゃんは「0点」取っても叱られません。
毎日ゲーム三昧でも叱られないのです。
それは、頼むとすぐ、気持ち良くお手伝いをしてくれるからです。
我が家では「すぐ動く子」「気持ち良く働く子」の評価が高いのです。
成績など二の次三の次です。

<箸>(2007年11月30日)


夕食の時、倅が次男の箸を見て言います。

K  「あれ?それ誰の箸?」
私  「◎ちゃんのだよ。」
K  「え?オレ、それ使ったよ。」
私  「◎ちゃんの箸なんだから使うんじゃないよ。」
K  「でもオレの箸一膳しかないけど?」
私  「そんなの知らないよ。
     その箸は◎ちゃんに買ってあげたんでちゅ。」
K  「オレの箸も買ってよぉ!」
(この時点で既に涙目の倅)


二人には箸をちゃんとニ膳づつ買ってあげたのに、
倅が一膳失くしたようです。
次男にもう一膳買ったのは柄が似ていたからで、
特に理由はありません。

私 「オマエは割り箸でも使いな。」
倅 「わ〜〜〜ん!(泣」


倅には悪いが私は可笑しくて笑いが止まらなくなりました。


「継子苛め」ってきっとこんなのだろうと思うんです。

世の中には継子を苛める女が居ますね。
心が狭いですね。

私?

私は継子苛めをしているのではありません。
第一継子ぢゃないし・・・
倅をからかっているだけです。

<大連立>(2007年11月8日)


ここ数日間のO沢氏の変転ぶりをテレビが報道しています。
時事には疎い倅も「O沢氏が辞めると言っておいてそれを撤回したこと」くらい
分かるようです。
「辞任撤回を撤回しろよ、うわははは!」と笑っていますが
「大連立」ってのが分からないんですと。

倅「母ちゃん大連立って何?」
私「ええ?(面倒臭いなぁ)・・・今の国会は自民党と民主党の数が
   一部逆転しているのだ。
   なので、自民党が法案を通そうとしても民主党が反対すれば
   何ひとつ決まらないのだ。」
倅「じゃあ政治家要らないじゃん。」
私「そうだよ。
   ってことはだ。
   そのうち『何もやらねえなら国会議員なんか要らねえやな!』と
   国民が気づくのだ。」
倅「そうだね。」
私「一番困るのは『おめえらなんか要らねえ』と言われてしまう、
   国会議員なのだ。
   なので、自分たちのためになんとか政治をやらなくてはならない。
   だからここらで一つ、党の主張を脇へ置いといて、
   一緒にやろうや・・・ってのが大連立だ。」
倅「なるほどね、母ちゃん。」



こんな説明でいいのかな?

<銀行強盗>(2007年11月8日)


子供が小さい頃テレビで銀行強盗のニュースをやってました。
一番上が中学生くらいだったかな?
何故銀行強盗をするのか?と、訊かれた私は・・・



「そりゃ銀行に金があるからに決まってるだろ。
金がないのに強盗するバカは居ない。」

と答えたら子供達、多いに納得してました。



こんな説明で良かったのか?

<代理母>(2007年11月7日)


世論調査で代理母を認める方の割合が
認めない方の割合を、初めて上回ったとテレビで報道していました。
アナウンサーが「高齢で妊娠出来ない女性でも母親になれる」
と言っていましたが倅が嫌がっているのです。

倅「母ちゃん、ボク、母ちゃんが婆あは嫌だよ。」
私「そんなこと言ったってしょうがないんだよ。」
倅「絶対嫌だよ。
   そんならボク生まれて来たくないよ、あはっは!」
私「う〜〜〜む。
   まぁ、そうだな。
   でも、お母さんがお婆さんてのは実際あるからな・・・」
倅「???」
私「う〜〜〜ん。
   お母さん(私)が中学生の頃、とてもまずいコトを言ってしまったのだ。
   (懺悔)
   授業参観があった日の次の日に友達に
   『ねえねえ、××ちゃんのウチはお祖母ちゃんが来たの?』って言っちまった。
   本当は『お母さん』だったのだ。」
倅「それはまずいっしょ。」
私「うん、まずいっしょ。」
倅「めっちゃまずいっしょ。」
私「うん、めっちゃまずいっしょ・・・(後悔」


一言多いのは生まれつきのようです。
「先天性一言過多症候群」なんですよね(暗澹


私「おまえの専門学校生の母親はお母さんと同じく五十代だろ。」
倅「婆あは嫌だよ。」
私「しょうがないだろ、子供が二十歳なら親はみんな婆さんだ。」
倅「母ちゃんは若い方がいいな。」
私「じゃ16で子供を産めば36だね?」
倅「うん、それがいいや♪」


このたわけがっ。


しかし三番目の子供となると親は相当なトシです。
若いわけがありません。
末っ子なんかもっと可哀想ですよ、同級生の親より10歳は
私の方が年上ですからね。

小学校の入学式では母親はとても若く、きゃぴきゃぴしています。
でも、高校の卒業式では平均年齢が12歳は上がっていますわね。
ど===んと落ち着いています。

それでいいんです。
12年の歳月がきゃぴきゃぴママを肝っ玉母さんに変身させるのです。

<タンカー>(2007年11月2日)


福田総理が民主党の小沢代表にインド洋でのアメリカ艦船への給油について
協力して欲しいと要請したが、一蹴されたようです。
倅が意味が分かってないようなので解説しました。

私「アメリカの艦船に日本が給油をしないということは、
   アメリカ軍が日本のタンカーを海賊、テロリストから守らなくても良いってことだ。」
倅「???」
私「報道されてないけど、アメリカの戦艦が日本のタンカーを守って海賊を駆逐してくれているんだってよ。
   何故か日本で報道されてないけどね。」

   http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710300002.html

倅「そうなのかい、母ちゃん。」
私「そう。  
   日本はテロ特別措置法を更新しなかった。
   つまりこれから日本は丸腰で超危険海域を通ることになる。
   当然アメリカ軍は援護しないね。だって、日本の自衛隊が給油してくれないもんね。」
倅「!」
私「ということはだ。
   これからは日本のタンカーは海賊にやられほうだいってこと。
   だっていいカモだもん。
   すると日本に石油が来ないってこと。
   ってことはいずれ日本から石油・・・つまりガソリン、灯油がなくなるってことだよ。」
倅「灯油がないと嫌だな、ボクちゃん寒いの嫌でちゅ。」
私「日本中に石油がなくなって初めて日本人は思い知るんだよ。」




私には支持政党なんてありません。
でも、この件については自民党のやり方しかないのでは?って思いますね。
民主党(以下他の政党も)は、日本から石油がなくなったらその責任を取るんでしょうね?

<両替>(2007年10月22日)


倅が両替してくれ、と頼んでます。

倅「母ちゃん、十円玉10個を百円玉にしてくれ。」
私「どれ。
   ちゃんと10個あるんだろうね。
   9個しかないのに誤魔化すつもりじゃないだろうね。」
倅「母ちゃん、そんなセコイことしないよぉ。」
私「ふん、どうだかな・・・1、2、3・・・・・・・9、10、
  あ、10個あった。では、はい百円。」

我ながらセコイです。

どうも洋画の見過ぎですかね。
西洋の話によくある、ホラ、孤児院を脱走して泥棒の仲間に入り、
毎日スリをして生きる少年の話・・・
倅=スリをやらされてる孤児
私=泥棒の親方のお婆
みたいな?

しかし、これでよく子供がマットウに育ってますわね。
親より品行方正ですもんね。

不思議です・・・

<嘱託殺人>(2007年10月11日)


倅が嘱託殺人について、意見があるようです。
「死にたいのを手伝っただけなのに殺人になるのかい。」
ああでもないこうでもないと屁理屈を言ってます。
こいつは中学生の頃から屁理屈ばかり言ってます。
当時はあまりにも屁理屈を言うモンだから
「その屁理屈の才能を伸ばせ!そうだ、弁護士になれ!」
と、激励していました。

しかしこの屁理屈、いったい誰に似たんでしょう?



倅「だって当人が死にたいのを手伝っただけだろ、
   何で殺人になるんだい?」
私「そりゃそうだ。
   でも、『いやぁ、この人がね、手伝だってくれって言うモンだから
   気の毒になって手伝っちゃったんスよ。』と、刑事に言っても
   許してくれないわな。  
   法律的には違法だな。」
倅「だってそれはおかしい、間違ってるよ。」
私「有無。
   たしかに間違っている。
   戦国時代なら犯罪どころが素晴らしいコトだったのにね。
   戦国武将は一番腕の立つ家来に自殺幇助させたからね。
   『むむむむ・・・もはやこれまで・・・(ずばっ!)(切腹)・・・
   か、介錯を・・・を・・・を・・・・』
   『御免!(ずばっ!ばさっ!ごろっ!)』
  だろ?
  だから、
一番間違ってるのは、
  『今が戦国時代ではない』ってこと
だ。」
倅「今が戦国時代じゃないことが一番の間違いかい?」
私「そうだ。」
倅「・・・・・・。」



あ、「そうだ」じゃなくて「左様」って言えば良かったかな。

<十字軍>(2007年10月11日)


私の頭の中は「現代」ではなくて「古代史」になっているらしく、
今朝のテレビに地中海、近東付近の地図が出ていて
そこにここらへんは「十分注意」と書かれていたら
「十字軍」と読んでしまいました。


てへっ♪
私ってお茶目♪

<地震速報>(2007年10月2日)


10月1日から地震が起こる直前に
テレビやニュースで知らせる制度が始まりましたね。

私「シンドハチ、ノジシンガゴビョウゴ、ニ、オコリ、マススミヤカニヒナンシテ、  
  クダサイ。」
倅「だけど5秒後に地震が来るって言われても、何も出来ないよねぇ。」
私「シンドジュウ、ノ、ジシンガオコリマス、
  チカクガコワレ、マス、スミヤカニヒナン・・・・・・・シテモムダ、デス。」
倅「ははh!」




バチアタリ、ナオヤコ、デス。




http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/

Yahoo!の地震情報です。
地震て毎日沢山起きているんですね。

<料理>(2007年10月1日)


倅達は、自分が食事をしたいなら手伝わなくてはなりません。
通常、子供が手伝わない限り私は夕食を作りません。
「食べたければ働け」

子供が小さかった頃は4人全員に手伝わせて夕食を作りました。
長女が指揮を取り弟妹に仕事を指示します。
弟妹はそれを聞いてテキパキと動かなくてはならない。

各自が自分が出来る仕事をしました。

小さい子は簡単なこと=料理を運ぶこと、箸を出すことなどをします。
大きい子はご飯や料理の盛り付けなどです。
遊んでいる人がいないよう、指示するのは難しい。
自分が全ての仕事が出来ないと無理です。


長女が大学へ行くと次女が指揮を取りました。
次女が居なくなったら今度は長男が次男に指示していますw
上から下へ仕事を仕込んで来ました。
親より厳しいです。

次女などは長男に
「使えねえ奴。」などと言ってました。
本当なので笑いました。
女の子の方が仕事が出来ますね。
男はダメです。
頭も心も幼いので使えません。

まごまごしていると罵声、鉄拳、蹴りが飛んでました。

5人で料理をするので時間は20分くらいです。


男の子に家事を手伝わせる理由。
食事は手伝わないと食べさせない理由を書きます。

ひとつは
自炊の練習
ひとつはこれをやらないと
家事の大変さがわからないからです。
家事を知らない人は家事をバカにする。
そして、結婚した後、家事の大変さを知らない男は
奥さんに心ない言葉を吐き、離婚されます。


それを防ぐためですよ、奥さん。
一見私が怠けたいからのように見えますが、
全て倅が可愛いからやっているのです。




いや、ホントだって。


夕食作りを倅に手伝わせている、と書きましたが
普段は倅達だけに作らせています。
私は「チャーハンでも作りな。」と命令するだけ。

倅達は食べたいので作ってますよw


え?
ヒドイ母ちゃんだ、ですと?
違います。

こういう母ちゃんに育てられたら彼女や奥さんが
へたくそなカレーやサラダを作っても、
「作ってくれるだけで感激する」からです。

ああ、オレに料理を作ってくれて有難い、とね。

え?
オマエのダンナはどうなのだ?ですと?

ウチの主人はその母が甘やかしたので今、私が鍛えています。
「毎朝毎晩土日は三食料理してます」が何か?

人生の前半で楽をすると後半で苦労するんです。


女房をメイドと勘違いしている男がいます。
自分の母親が家庭内でメイドをしていたからです。
女房というのはメイドではありません。
女房というのは配偶者、これ以外ではありません。
(※江戸時代を例に挙げると、
   正妻である奥方が居て、女中がいました。
   女房業と家事労働とは本来無関係なのですよ。
   現代、女房が家事をするのは合理的だからで
   女房の仕事ではないのです)

そこんとこを理解していない人が殆どだと思いますね。

なので、結婚したら奥さんが家事をするのが当たり前、
という心構えでいる男性が多く、感謝の気持ちがありません。
それで奥さんからいきなり離婚されてうろたえるのです。

女も相手に尽すのが喜びの人がいるので全員ではありませんがね。
でも、それでも夫が女房に感謝しないと後でヒドイ目に遭いますね。
小出しにヒドい目に遭うか、まとめてヒドい目に遭うか
その違いだけですわね。

或る男性は会社勤めをしていて家事をする暇がない、手間が嫌だ、
という理由で結婚したそうです。
するとたしかに家事に費やす時間が減った。
しかし、奥さんは男性が帰宅すると今日あった出来事を全て
男性に語るのだそうです。
で、男性は聞いてやらなくてはならない。
それに費やす時間が増え、結局無駄な時間は減らなかったそうです。

私は家事に費やす時間はほとんどありませんが
ダンナに話しをする時間はさらに少ないので、
ダンナの時間を奪ってはいません。
そんなモンです。

奥さんが便宜上家事をしてくれているのに、
それが分からず奥さんが社会的に無能であるからだ、とダンナは
無意識に思っている。

離婚はその結果です。

御主人方、いきなり奥さんから離婚を切り出されて
驚天動地の事態にならないよう、老婆心ながら忠告申し上げます。



ウチのダンナも分からず屋で嫌になりますが
家事をやるので、ま、いっか・・・ってトコですわ・・・

<イエッサー!>(2007年10月1日)


先日夕食を作りました。
居間に居る倅を呼びました。

私「K!手伝いな。」
K「サーイエッサー!」
私「(中華鍋に)点火!」
K「サーイエッサー!」
木ベラを差し出し
私「これが貴様の武器だ。」
K「サーイエッサー!」
私「豚肉投下!」
K「サーイエッサー!」
私「掻き回せ。」
K「サーイエッサー!」
私「キムチ投下!」
K「サーイエッサー!」
私「中火!」
K「サーイエッサー!」



豚キムチ作戦成功。

<スパルタ>(2007年9月28日)


映画「300」を見ながら。

スパルタでは「立てるようになると戦士として鍛えられた。」と知った倅


「我が家では立てるようになると仕事させられたよね。」
ですと。
まさか!



歩けるようになったら、です。
立ってるだけじゃ何も出来ませんからね。
我が家では子供が歩き始めたら、仕事をさせました。
ゴミを
「ゴミ箱、ポイ!」と言うと喜んでゴミを捨てます。
物心がつかないうちから仕事をさせるのです。

それからは家に居る間は毎日仕事をさせます。
病気の時は本人が他人(親兄弟)に
「代わりにしてくれるよう」頼まないとなりません。
責任を全うさせるためです。

仕事が空気のように水のようになるまで、物心つかないうちから
毎日やらないと身につきません。
(その代わり勉強はしてもしなくても自由です)
これ、スパルタで戦いが空気や水のように普通に
自然になっているのと似ていますね。



倅は保育園年長の頃から「風呂掃除」をしています。
14年間やってます。

<右脳と左脳>(2007年9月12日)


倅に「うさうさ診断」(人間のいろいろ/2007年9月12日記事)をさせました。
私は両方右脳で処理する「うう女」でした。
倅も「うう男」でした。(あれ?)

私「おまえは左脳が全く働いてないってことだ。」
倅「母ちゃんだって、同じだろ。」
私「母ちゃんは右脳が働いてるんだよ!」
倅「???」




どっちの脳も働いてない倅。

<サザエさんちの事情>(2007年9月2日)


アニメ「サザエさん」を見ていた倅、
タラちゃんが波平を「お祖父ちゃん」と呼んだことに疑問を持ったらしい。

倅「何でお祖父ちゃんて呼ぶんだい?」
私「だってタラは波平の孫だもん。」
倅「タラって誰の子?」
私「サザエだよ。」
倅「じゃあカツオは何?」
私「サザエの弟。」
倅「・・・・・・・・・・・ずいぶん微妙な家庭だな。」
私「へ?」
倅「何で母ちゃんは知ってるの?」
私「日本人の常識だろうが。」
倅「・・・・・・・・・・・。」



「常識」ですよね?

<弟 1>


私の腹を見た倅
倅「母ちゃん・・・なんだい、この腹!」
私「赤ちゃんが入ってるのかな♪」
倅「おい・・・・・バカ・・・・・・おい・・・・・・バカ!」



私「ねえ、◎ちゃん、弟がいい?」
◎「う=(困惑)」
私「妹がいい?」
◎「う=(困惑)」
私「両方要らないの?」
◎「う!(肯定)」
私「何で?何で?◎ちゃんは末っ子がいいから?」
◎「う!(肯定)」
私「末っ子は可愛がられるから?」
◎「う!(肯定)」



私「K・・・・・・・・ずいぶん賢い意見だ。」
倅「母ちゃん・・(呆)・・・・詩ね。」

<弟 2>


倅「母ちゃん、なんだいこの腹!」
私「そりゃオマエの弟が入ってるからさ♪
   おおお、可愛い可愛い、
   生まれてくるのが楽しみだぞい。」
倅「おい・・・・バカ・・・・・おい、・・・バカ!
  えい!   ぼかっ。」
私「はああああああ!
   弟に何てコトを!」
倅「母ちゃん・・・(呆)・・・・士んでくれ。」

<砂かけ婆あ>(2007年5月24日)


倅はお母ちゃんとじゃれるのが大好きなので
毎日じゃれてやっている。
とても面倒クサイ。

今日は倅の首ねっこに腕を回してヘッドロックをしてやった。
倅は嬉しそう。
私「でへ、でへへっへへ!」
倅「な、ナンだよ母ちゃん(怯」
私「ぐはっははは!!!
  砂かけ婆あと、子泣き爺いが合体した妖怪ぢゃ!」
倅「わ===ん!」



19にもなって母ちゃんに可愛がられていると思ってる
のろまにはちょうどいい仕打ちぢゃ。

<可哀想!>(2007年5月24日)


次男の◎君ちゃんは高校で演劇部に入ったそうです。
それを聞いた私は次男が不憫でなりません。



私「◎ちゃんかわいとう(可哀想)でつ!」
倅「???」
私「長い、長〜い台詞を覚えなくちゃならないでちゅ。
   ちゃんと覚えられるか、お母ちゃんは心配で心配で。」
倅「ば、婆あ!」
私「◎ちゃんの台本、漢字にフリガナふって欲しいでつ!」
倅「シね・・・」

<ろくな高校じゃない>


我が家の末っ子の◎ちゃんは公立高校の受験に落ちてしまいました。
その時、私は
「◎ちゃんを落とすなんて、ろくな高校じゃないでちゅ。」と言いました。

普通の母親は
「だから、もっと勉強すれば良かったのに!」くらい言うかも。
私は言わない。

うちの◎ちゃんはとてもいい子なのに、落とすなんてろくな高校
じゃありません。
行かなくて良かったです。



以前、あるところにこんなコトが書いてありました。
アメリカの親父の話し。
倅が高校に落ちた場合は
「何!オマエが高校に落ちただと!」
ここまでは日本のオヤジと同じ。
ここからが違う。

「何てこった!
オマエのような人材を落とすなんて、あの高校は見る目がない。
ろくな高校じゃないさ。
オマエにはもっと相応しい高校がある。
それを今から考えようぢゃないか。」



私、アメリカ人なんでしょうか?

<31>(2007年5月5日)


今日は他の家族が居なかったので倅と近所の
ショッピング・モールへ昼食をとりに行った。
昼食後、31アイスクリームを食べた。

倅とベンチに腰掛けてアイスクリームを食べたが
気がついたら私がアイスクリームをベンチに垂らしていた。

私「あ、こんなところに垂らしちゃった。」

すると(もし、このベンチに誰かが腰掛けたら、
アイスクリームが垂れているのを知らないで、そのまま腰掛けるだろうな)
と、想像したら可笑しくて笑いが止まらなくなった。

倅「母ちゃん、何笑ってんだよ。」
私「だって・・・さ・・・ここに・・・あ===はっはは!」
倅「何やってんだよ!(恥ずかしいな!)」
私「ここに・・・あああはっはは!誰かが知らないで腰掛けたら・・・
  ぐわはっはは!」
倅「・・・・・・・・・。(何故か私を睨んでいる)」
私「色が・・・アイスクリ・・・ム・・・の・・・色・・・と・・・・あっははは!」

私が食べていたのは
「ジャモカ・アーモンド・ファッジ」なので
木のベンチの木目の色と似ているので、こりゃあ気がつかないで
腰掛けるだろうと、想像するだけで可笑しくて。

倅「母ちゃん、笑ってんじゃねーよ。ちゃんと拭けよ!」



ふん!・・・つまらない奴。
いったい誰に似たんだろう。
何でウチの子は皆真面目なんだろう・・・(次女を抜かして)

<あ〜い、とぅいまて〜ん!>(2007年5月2日)


口癖のように
「あ〜い、とぅいまて〜ん!」と言ってる倅が
今日、東京の会社まで就職試験を受けに行く。

私「おまえさぁ、いつも『あ〜い、とぅいまて〜ん!』って言ってるけど
   面接の時に言うんじゃないよ。」
倅「母ちゃん、そんな『愚』はしないよ。」
私「『愚』だから言ってるんだろ。
   いつもいつも『あ〜い、とぅいまて〜ん!』って言ってると、
   いざって時につい、口から出てしまんだよ。」
倅「大丈夫だって。」
私「いいや!絶対言う。
  (ああ、謝る時はナンて言うんだったっけな?
   済みませんだったよな、あ〜い、とぅいまて〜ん!じゃないよな。
   言わないようにしないとな。
   あ〜い、とぅいまて〜ん!って・・・)
   『キミ、キミ!
    さっきから何をブツブツ言ってるのかね?
    面接中にそういうコトではいかんよ。』
   (わっ!あ、謝らなくちゃ!)
   『あ、あ〜い、とぅいまて〜ん!』
   『はい、不合格!』
   ほらね、こうなっちゃうんだよ。」
倅「言うかよ!」



いいや、咄嗟の時には普段思ってるコトが出て来るモンじゃて。
絶対言う。

<鬼畜>(2007年4月12日)


倅とは毎日バカバカしい会話していますが
内容を忘れてしまいます。
相当惚けが進んでいるようです、私。

先日も何かの話しをしていて倅が
倅「おい、鬼畜!」
と私に言ったので大笑い。
私「とうとう鬼畜になったか!」
いったい、どこからそんな言葉を覚えたのでしょう?
私がしょっちゅう
「鬼畜米英!」
と言ってるからでしょうか?

<履歴書>(2007年4月10日)


倅が初めて就職試験を受けるらしい。
さっきから履歴書を書いている。


倅「ワープロ入力の正確さには自信があります、と。」
私「え?
   初めて聞いた。」
倅「正確とは書いてるけど、速いとは書いてないし。」
私「まぁ、そうだな。」
倅「特技は・・・料理、と。」
私「はああ?
   カップラーメンしか作らないじゃないか。」
倅「カップラーメンだって立派な料理だ。」
私「おい!」
倅「趣味は・・・沢山あって困るな。」
私「え?
   おまえの趣味はテレビ・ゲームだけだろ?」
倅「趣味は・・・読書、と。」
私「ウソ言え!
  本読んでるところ見たことないよ。」
倅「ちゃんとマンガ読んでるだろ。」
私「はあ?」



まぁ、いいか。
履歴書だし。

<東大>(2007年4月10日)


贔屓にしている酒屋さんの一人娘が一浪の末
東大に入ったそうだ。

私「やはり、量より質だったか。
   我が家はどう見ても『質より量』だな。」
倅「・・・・・・・・・・・。」
私「大子と小子だけで良かったな。
  二人を丁寧に育てれば良かった。」
倅「・・・・・・・・・・・。」



さっき酒屋さんが日本酒を配達してくれたんです。
それで私が
「お嬢さんはどうした?」と訊いたら
「お蔭様で受かったよ。」
「どこに?」
「東大。」
だと。
「どっひゃ〜〜〜!」



勉強が得意な子はそれを伸ばして東大に
入ればいいと思います。
私は常に権威や世の常識をなんとも思わない、
と発言していますが、必要以上に奉らないだけです。
東大に入る学力を持っているということは
それだけで素晴らしいことですよ。

この酒屋夫婦は大変性格が良い。
奥さんもご主人も本当の意味で賢く、
優しい人達です。
そういう夫婦に出来の良い子が生まれたのは
偶然ではないと思うのです。
他人の子でも東大に入ったと聞けば嬉しいものです。

<末っ子が高校生に>(2007年4月10日)


我が家の末っ子の◎君が昨日高校に入学しました。
出来が悪いので、自転車→電車→バスと、
乗り継いで遠い遠い学校に行かなくてはなりません。
可哀想でちゅ。
今日から◎君は一人で登校したのですが、
さっきちゃんと帰って来ました。



ちゃあんと一人で帰って来られていい子でちゅ♪



もうね、末っ子なんて「生きてるだけで良い」状態
なんですよ。
でも、そうだと思いませんか?

番外編<高校受験>(2007年3月21日)


まぁ、毎日コトあるごとに長男と次男を差別している
私達夫婦ですが。

長男が中学三年の時、全く勉強しないので主人が
しょっちゅう「勉強しろ!!!」と怒鳴ったので
そのたびに長男が「ウウうううううるっせえええ!!!」と
口答えをしてました。
その都度殴り合いになりそうな気配でしたが、なりませんでした。
二人ともアワなタチでおとなしいからでしょうかね。

ご主人と息子が仲が悪く、殴り合い寸前の家庭があります。
そういう家の奥さんは「殴り合いになったら怖いので止めさせる」
のだそうです。
あら。
ウチとは違うわね。
私は「存分にやれ!」とけしかけています。
相手を言葉で脅しているのは卑怯ですよ。
やるならサッサと殴りあいでも蹴りあいでもして雌雄を決しなさいよ。
お母さんは止めないよ、、、、と、いうスタンスです。
でも、やりませんね〜
言ってるだけの親子です。



それはともかく・・・

その騒ぎから4年経ちました。
今末っ子の◎ちゃんも高校受験でちゅ♪
◎ちゃんも殆ど勉強しません。
主人がたまに勉強しろ、と言うと素直に問題集を持って来ては
コタツで解いていますが、長くて10分しか続きません。
でも、主人は◎を叱りません。

先日◎ちゃんは志望校に落ちてしまいました。
私「◎、高校落ちてガッカリしたかい?」
◎「うん。」
私「かわいちょう(可哀想)!」

今回、◎ちゃんはどこにも行く高校が
ない状態なのに主人は怒りません。
(次女が滑り止めの高校を落ちた時は真剣に怒ってました)
主人曰く
「不憫だのぅ・・・」ですと!

思い起こせば◎ちゃんが小学校に入って「0点」を取って来た時も
私達は怒らず笑ってました。
「可愛い♪」


まぁ、その時親が真剣になって教育すれば良かったのかもしれないけど
いつか勉強をするだろう、とのんきに構えていました。
そして、今も殆ど「0点」ですが別に私も主人も腹も立たず、
ガッカリもしていません。
早く才能を発揮する子もいれば遅く発揮する子もいる。
良い性格が一生の宝です。
我が家の◎ちゃんは類稀な「遅咲き桜」なのだと思います。

番外編<単位>


上の記事を読んだ長女より。

ところで、パンドラの高校受験の記事だけど、
お父さんは私が大学で単位を1つ落とした「かもしれない」
って時にも本気で怒っていたよ。
実際は落としていなかったんだけど。
その頃に比べてキチGuy度は上がったのかな、下がったのかな。



う〜〜〜ん、どっちだろう?

番外編<受験>


長男の高校受験の時は「実業高校など高校じゃない!」などと
散々嫌味を言ったり叱ったりしていた主人ですが、
次男はその実業高校にも入れません。
でも、何も言いません。
それどころか「不憫だのぅ」ですと。
差別っちゃぁ差別?



それとも諦めることが出来るようになったのかな?
進歩でしょうか?

番外編<受験=長女の場合>


長女はここらへんでは一番良い高校に入りました。
小学生の頃から塾にも行かず普通に過ごしていましたが、
中学三年の秋から5ヶ月ほど塾に通って受験指導をしてもらいました。

塾長と、生徒と親の三者面談があり、塾長がどこを志望しているか
尋ねたので「◎◎高校です。」と答えたら
「◎◎高校に拘らなくてもいいんじゃないですか?」という返事。
はあああああああああああああ?
オメーがどこを受けたいか訊くから答えただけじゃねーか!
拘るってのは何だよ、拘るってのは。
そんなコト一言も言ってね=や!
と、親子してムカつき
「あのばっか野郎め、こうなったら絶対◎◎高校に入ってやるさ。」と
親子して闘志を燃やして、無事入りました。

後で長女が言うには塾の英語の先生(女)が良い人だったので
その先生のためにも◎◎高校に入ってやろうと思ったそうです。
その塾はインチキ臭くて、ろくなもんじゃなかったのです。
塾長はヤクザで経営もめちゃくちゃでした。
でも、教師は良い人が揃っていました。
ところがあまりにもずさんなな経営だったので、塾は
解散(倒産?)してしまい、教師はバラバラになりました。

(この塾に勤めていた教師達が、塾長を呼び出し、皆でボコボコに
 しようという計画がある、と教えてくれました。
 私が「先生、それならまず、相手を挑発して、相手に一発殴らせてから
  こちらは正当防衛ってことで、皆でボコボコにしましょうや」と
  一保護者の立場から助言したら、「お母さんもぜひ、参加してください。」と
  主犯格にされそうになり、「あ、いえ、私は一保護者ですので。」と
  断りました。ああ、危なかった)

合格してから、英語教師が「大子ちゃん、おめでとうございました。」と
私に言ったので
「ウチの娘は先生のためにも◎◎高校に入ろうと思ったんですって。」
と伝えたら、先生泣いてましたっけ。

番外編<受験=次女の場合>


次女は成績は中くらい。
得意科目も不得意科目もなしで、とうとう中三になりました。

中三の夏休みから、
近所の塾(英語教師と、もう一人の教師が始めた塾)
に通い始めました。
ところが、通い始めてすぐ、辞めたいと言い出しました。
何でもクラスの子と学力の差があり、
次女はその子たちに答えが出るまで待ち時間が長いので
時間の無駄と思ったようです。
それで秋になってからは授業を受けず、
塾へ行って自習してわからない部分を教師に訊いていました。

成績は中の上。
これだと長女が入った◎◎高校には入れません。
でも、次女は◎◎高校に行きたいと言います。
学校の担任も無理とはハッキリ言いませんが、
まぁ、好きにしてください、、、みたいな感じ。

模擬テストは合格率が毎回5%くらいでした。
それでも志望先を◎◎高校にしていました。
私は低偏差値の××高校でもいいよ、、、、と言ったのですが
そう言われた次女は泣いていたそうで、長女が
「お母さん、あんなこと言っちゃダメだよ。」ですと。
私はプレッシャーを与えないよう、好きなところへ行けと
思って言ったんだけど、難しいですね!

年が明けて最後の模擬テストがありましたが、
合格率が5%からいきなり50%になっていました。
滑り止めの高校は落ちてしまいましたが、本人は
「あそこは別に行きたくないから。」と平然としていました。
主人は本気で怒っていましたがね。

さて、合格発表から本番の試験まで2週間くらいでしたか、
その間次女は目の色を変えて凄まじい勢いで勉強していました。

◎◎高校の受験が終わり、合格発表の日、
私は掲示板を見るのが嫌になり
「おまえ、一人で見ておいで。」と言ったのです。
一人で見に行った次女が
「あったよ。」と言いました。
「うそ!」
見てみたら本当に次女の受験番号がありました。
ああ、心臓に悪い。
(これは心配というのではなく、何度受験しても嫌なモンです)

帰宅してから次女は中学校へ報告に行きましたが
「受かりました。」と担任に報告したら職員室の教師が全員
「奇跡だ!」
と言ったそうです。

私の母は最期まで信用しませんでした。
「本当かねぇ?」と疑っていました。
さすが私の母。

番外編<受験>


こうしてみると中学の成績、長女はトップ、
次女は中の上、長男は中の下、次男はビリです。
だんだん成績が落ちています。

学歴、学力でいうと
主人>私>長女>次女>>>>長男>>>>>>>>>>>>次男
しかし、頭の良さは
次男>長女>次女>私>>>>長男>>>>>>>>>>>>主人
の順なのです。



なので成績が悪くても我が家ではそれが一番価値のあることではないので
全然肩身の狭い思いをすることはありません。
成績で兄弟を比べて説教するとかもありません。
そんなしょ=もないコトで比較などしません、意味がないから。

我が家では性格は別としてまず
「仕事が出来るか出来ないか」
「他人の話しを理解できるか出来ないか」
「面白いコトを言えるか言えないか」が価値が高いのです。

番外編<受験>


よく成績で子供を差別する親、常に比較している親がいます。
しかし、人間とはそもそも比較のしようがないモノです。
人間の属性として、一面として成績というものがありますが
それはほんの一部分でしかない。
まぁ、それを比較したっていいでしょう。
あくまでも「成績という観点から比較した場合」と、自覚して
比較すればいいのだから。
でも、それはあくまでも成績だけの話しなので
人間として上だとか高級だとかとは関係ありません。

なのでキリもなく子供を比較したり、子供と子供の友人を比較
したりしている親は、物事がわからない、大変低次の
人間であることは間違いないでしょう。

たとえば
「なんですか、この点数は。お姉ちゃんを見習いなさい。」
「弟はちゃんとできるのに兄のオマエがこの程度か。」
「お友達の○○ちゃんは成績がいいわね、あなたも負けないで。」
「あなただって頑張れば勉強が出来るわよ、だって兄弟だもん。」
とか。

全てナンセンスな台詞です。

そういう人が親をしている家に生まれた子は気の毒ですね。
成績の良い子は良いなりに、悪い子は悪いなりに生き方があります。
それぞれが自分の好きなことをして、そこで明るく
楽しく生きることが出来ればそれでいいのです。



他にもランキングがあります。

我が家の逞しさの比較は
次男>次女>私>>>>>>>>>主人>長女>長男
早食いは
長男>主人>私>次女>>>長女>>>>>>>次男
現代人度は
次男(未来人)>次女>長女>私>長男(江戸時代)>主人(石器時代)

我が家はランキング大好きなのですがそれは比較して説教したり
激励するためではなく、笑うためです。

<手品〜にゃ♪>(2007年3月13日)


私「手品〜にゃ♪が目の前のいたらどうする?」
倅「とりあえず一発づつ殴る。」
私「それ苛めじゃないの?」
倅「いや、一度くらいヒドイ目に遭った方が彼らのタメなんだよ。
   わはっはは!」
私「ヒド!」



でも、そうかも。

<ゴミ屋敷の婆あ>(2007年3月13日)


テレビでゴミ屋敷の婆さんの番組を放送している。
倅の第一声。
倅「婆あ〜〜〜!」



O田区の係員がゴミを片付けさせようと
苦心惨憺しているのを見て、倅、怒り心頭に達したようです。

途中で婆さんが転びました。
倅「こんな婆あは車に轢かれりゃいいんだよ!」
倅「あれ、轢かれない。
  何で轢かれないんだ?
  ははhっはは!
  婆あ!
  はっははあ!」



テレビに向かって文句言うのはオバタリアンだと思うのですが
倅はまだ若いのに、性別も超えて
既にオバタリアンと化しているようです。

<缶ビール>(2007年3月10日)


お風呂上りで身体を拭いてる倅の胸に
冷蔵庫から出したての缶ビールを押し付けてやったぞい。

私「死ね〜〜〜い!」
倅「ぎゃああああ!」



特に意味はありません。

<作文>(2007年3月10日)


私があまりにもバカなことばかりしているので
倅「ウチのお母さんは変です。
  ボクは、普通のお母さんが良かったです。」
私「ナニ作文読んでんだよ。」

<カレー>(2007年3月10日)


毎週土曜日はカレーを食べています。
主人が好きなようです。
でも、いいんです、主人が作ってるので。

先日我が家の可愛い◎君が高校受験でした。

主人「◎、おまえ、受かったのか?」
私  「◎ちゃんは受かるに決まってるよねぇ。
    だって、とってもいい子だから、
    運がいいもんねぇ。」
主人「ナニ?ウンコがいいだって?」
倅  「おーいー!
    カレー食ってる時、ウンコなんて言うんじゃねーよ!
    父ちゃん殺すよ。」
私  「やれ、K!」



何でいつも下ネタになるんでしょうね?
家出したいです。

番外編<白百合>(2007年3月10日)


元下宿人のP子が一年間の浪人の末、
白百合に受かったそうで、報告に来た。

P子「おばちゃん、白百合に受かったよ!」
私  「そうか、良かったね。
     白百合といえば、バラバラ殺人の・・・・」
P子「そう、犯人が卒業生!」
私 「そりゃ良かったなぁ・・・」
P子「あははh!」



明るくていいですね。

<コロンボ>(2007年3月1日)


ブレスレットのyoshikoさんのところから買った
ドレッシングが、次男が食事したら一本空いてしまいました。
長男は次男と一緒に食事をすればいいのにTVゲームをしてたので
遅くなりました。

倅「母ちゃん、コロンボはどこ?」
私「コロンボ?
   ああ、それはインドの南、スリランカにある。」
倅「母ちゃん、そうじゃなくて。」
私「インドの首都はカルカッタだ。
   スリランカの首都はコロンボだ。」
倅「母ちゃん、教えてくれよ=。
   ドレッシングはどこにあるの?」
私「あああ、それか!
   ドレッシングは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家の中にあるw」
倅「母ちゃん!(泣」



苛めじゃないです。
鍛えているだけです。

<企業の偉い人>(2007年2月25日)


倅が通う専門学校に企業の偉い人が来たそうです。
そして、学生を前にして何かを語ったそうです。
が・・・


倅「母ちゃん、今日企業からお偉いさんが来て、説明したんだけど
   NTTを『エヌテーテー』、ISDNを『アイエスデーエヌ』って
   言うのは止めてくれねえかなぁ。」
私「へえ!
   じゃぁ、おやじども
   『テーベーエス』『ケーデーデーアイ』って言うのかな?」
倅「きっとそうだよ。
   嫌になったぜ。」
私「じゃぁ質問すれば良かったのに。
  『あのぅ、それってアイエスディーエヌ』のことですか?って」
倅「そうだね。」
私「だけど、それを言ったら『はい、だめ=!」』ってことになるね。
   つまり採用されない。
   オヤジどもがどんなにバカなことを言っても、
   それに逆らったらクビになるのだ。」
倅「そうだね。」



ったく、オヤジって・・・

<とても優しい>(2007年2月19日)


数年前に次女が大学を留年した時、
家族が次女に電話しました。
その時倅が次女に
「自殺するなよ。」ですと。

とても優しい倅です。

<優しい>(2007年2月18日)


我が家の子供の中で一番つまらないけど、
一番優しいのが倅です。

だって、
「さあて、どこを殴って欲しいのかな?」と、
ちゃんと訊くんですよ、私に。

私なら相手の隙をついていきなり蹴りを入れますから。
倅は優しい・・・

<橋の下>(2007年2月18日)


倅とじゃれていたら倅が私にパンチ。

私 「コラ、親に手を挙げるとは何事だ。」
倅 「親じゃねーし。」
私 「?」
倅 「だって、ボク橋の下から拾って来たんだろ?」
私 「!」



そういえば、「オマエは橋の下から拾って来た。
段ボール箱に入って泣いてたのを可哀想に思って
拾って来てやった。」と言ってました。

後先考えないで発言するからこういうコトになります。

<世界一小さな国>(2007年2月9日)


受験勉強をしている中学三年生の次男。
社会をしているようだ。
それを見ていた長男が

倅  「おい、世界位置小さな国は『バチカン市国』じゃないぜ。
    世界一小さい国は、ほら、イギリスにある・・・」
私  「あの、退役軍人が勝手に領有権を主張している、
     あの島かい?
     こら!
     混乱させるんじゃない。
     ただでさえわからないのに。」



シーランド公国


元イギリス陸軍少佐のベーツ公は、この世界一小さな国、
つまり、北海に作られた2つのセメントの浮き箱の上に載っている、
幅9メートル、長さ23メートルほどしかないこの場所を活用しようと、
いくつかのベンチャービジネスを引き受けてきたが、いずれも失敗してきている。


<老人のお見合いパーティ>(2007年2月9日)


テレビを見てたら80歳を超えた爺様がお見合いパーティに参加していた。
伴侶を20年以上前に亡くし、一人暮らしが寂しいそうだ。
家事一切は爺様がやるので、会話の相手をしてくれるだけでいい、
というんです。

そして、爺様はお見合いパーティにせっせと参加しています。
しかし、この爺様今回もカップル成立成らず、嗚呼!

私「母ちゃん(私)がここに参加したらモテモテだな!」
倅「そかい。」
私「資産1億って書いてクビからぶら下げておけ〜い!
   そうすればモテモテだ罠。」
倅「1億かい?」
私「10億でもいいけど。
   資産10億だったら、母ちゃんが嫁入りしてやるぞい。」
倅「父ちゃんが爺さんて嫌だな・・・」
私「母ちゃんだけが嫁入りするんだからさ、
  おまえはゴリラ父ちゃんと一緒に暮らしな。」
倅「それはヒドくねえ?」



まぁ、半分冗談ですが。

<爺様>


以前ネットの面白占いで「あなたの結婚相手を探します」
というのをやってみた。
すると・・・
「年齢75歳:売れない芸術家」というのが出た。
年齢75歳はまぁいいとして(いいのかよ!)
その年齢なら

資産:10億円
職業:会社社長
子供:ナシ

じゃないと嫌だな・・・
(相手も嫌だろうけど)

<守銭奴>


以前パートで仕事していた時の話し。
先輩と再婚相手の話しになった。
(二人とも結婚してます)

私  「老人でもいいけど、その場合は
   資産10億ないと嫌だな。」
先輩「わっはは!」
私  「お客には興味ないなぁ。
     お客が持ってる財布の中身しか
     興味ないんだからさぁ、こっちは。」
先輩「わっはは!」



毎日同僚を笑わせていました。
勤めていた三年間は楽しかったです。

<許さん>(2007年1月23日)


テレビを見ていたら、今から5年前の2001年の今頃、
千葉県で起きた犯罪を報道していた。

当時中三だった北目かずお君が新聞配達中、四人少年達から
言いがかりをつけられ、頭をサッカー・ボール代わりに蹴られ
1時間半に渡って暴行を受けたそうだ。

何もしてないのに・・・

その後北目君は脳に障害を負い、顔は半分以上麻痺、
手にも麻痺がある。
受かっていた高校にも進学出来ず、家でリハビリをしていた。
今は千葉県庁に勤務しているそうだ。



誰がやった?

その少年達は少年院に3年から5年いただけで、皆、
今は普通に暮らしているそうです。

誰がやった?

この事件を倅を会話したが、私の感想は書けませんね。
書いただけで犯罪になりそうなので。
何でも「共謀罪」なんてモンがあるらしいじゃありませんか。

誰がやった?

とりあえず、「誰がやった」のかを知りたいですね。
情報を御待ちしています。

<英語>(2007年1月20日)


ゲームのしすぎだと思うけど、倅は何かっていうと
「ファッツトーキングアバウツ?」
だの
「ファッタアーユードゥーイングナーウ?」
だの
英語で会話している。

私も倅に用事を言いつけては
「ナウ!ライトナウ!」
と、せかしている。

あ、私はハリウッド映画の見過ぎ。

<検査>(2007年1月7日)


姑の家で新年会の後、車で帰宅途中のこと。
私が運転、主人は助手席に。

主人が酔っているので、窓を開けなさいと言っても反応が鈍く
閉めなさいと言ってもさらに反応が鈍く、
しかもわけのわからんことを言い続けているのでうるさい。

すると倅
「オレさまが検査してやるよ・・・・・・えいっ、ガキン!」
後ろから、主人の頭に鉄拳。
主人「・・・・・・・・・・。」
倅  「あ、ああ、やっぱ酔っぱらってたか、ゴメンよ父ちゃん。」
私  「何の検査?」
倅  「ああ、これ?父ちゃんが酔っ払ってるかどうかの検査。」
私  「検査すると何がわかるんだい?」
倅  「もし酔ってなければオヤジは怒るだろ?
    怒らないから酔っ払ってる、と。」

ひどい・・・

<風呂>(2007年1月7日)


さて、帰宅してから主人は風呂に入ろうとしました、すると
「ぐおおおおおお!」という叫び声。

ナンだなんだ、どうしたどうした?

主人「風呂にお湯が入ってねえぜ!」
私  「えええっ?コラ、K!」
倅  「ああ、お湯を入れるの忘れてた。」

可哀想に主人は素っ裸で震えています。
主人「寒い〜寒い〜!」
その姿はまるで
「初めて日本で冬を越す、アフリカから輸入したてのゴリラ」。



検査と称して殴られたり、水風呂に入らされたり、
父ちゃん残酷物語。

番外編<片言(かたこと)>


家に居たら会社にいる主人から電話がかかってきた。

主人「ネギ、ネギ!」
私  「ネギがどうかしたの?」
主人「15本、15本」
私  「15本をどうすんだよ?」
主人「分けて分けて」
私  「誰に〜?」
主人「ガチャン・・・・ツーツーツー」

何でカタコト?
まるで外国人か知恵遅れか?

主人は仕事で毎日文章を書いている。
でも、喋るのが苦手なんです。
いつもこんな調子で単語を並べているだけ。
しかも発音も悪いので、
「ハッキリ発音しなさいっ!」と、私に叱られている。
だけど
文章書く人って話すのは苦手っていうからなぁ、
しょうがないか。



と、思ったら
この主人、大学でたまに講義もしている。
いったい・・・・・・・どんな授業?

番外編<変換>(2006年12月23日)


我が家に下宿していたP子がパソコンを使った。

P子「おばちゃん、変換が変だよ、このパソコン。」
私 「そうかい?」

そういえば次女もそんなコト言ってたなぁ。

洗浄と打ったのに「戦場」。
消臭なのに「召集」。
情感と書きたいのに「上官」。
平坦というつもりが「兵站」。
繊維だよって言ってるのに何故「戦意」?
四季だよ四季、何で「士気」になるか?貴様。

P子「カケイって入力したら『火刑』が出るよ、おばちゃん。」
私 「あら、そう。」

P子が使った後はしっかりカケイが「筧」になっていました。

<監視カメラ>(2006年12月19日)


倅と近所のショッピング・モールへ行き、昼食を食べた。
バイキング料理の店だった。
健康志向らしく味がやけに薄い。
なので二人して物足りなかった。

帰りにエレベータに乗ったら倅が
「ああ、不味かった。」ですと。

私「不味いかい?美味しくはなかったけど、不味くはないでしょう。」
倅「いや、不味いよ。」
私「しかし、アレじゃぁお客がいなくなるなぁ・・・・はっ!
  監視カメラがある!
  この会話、聞かれてるかね?」
倅「バリバリ聞かれてるよ。」
私「そっか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イ○ンも潰れるなぁ!」
倅「母ちゃん!」
私「これでブラック・リストに載ったかな?笑い」



エレベータの中の監視カメラって音声も入るんですか?
どうなんでしょうね?

番外編<月の形>(2006年12月17日)


三年ほど前全国の小学生向けのアンケートで
「月の形」についての調査がありました。

「月の形が変わるのは・・・
@一つの月が形を変えるから
Aいろいろな形の月が沢山あって、順番に出ているから

驚いたことにAを選ぶ小学生の方が多かったらしい。

それを知った主人、
「バッカだよなぁ!」と大いに全国の小学生をバカにしている様子。
何故かとても嬉しそう。
よその子供の頭が悪いのが嬉しくてしょうがないようだ。



さっそく末っ子の◎(当時小6)にも質問しました。

父「◎〜、月がいろんな形になるのは
   月の形が変わるからかい?
   それともいろんな形の月があるからかい?」
◎「イロンナカタチノツキ」
父「えええええええっ!(ショックを受けている様子)」
私「わははh!」

月の形なんかどうだっていいいでちゅ。
◎ちゃんは生きてるだけで可愛いでちゅ♪

<生まれ変わり>(2006年12月15日)


倅「母ちゃんてさ、本当に悪口ばかり言ってるよね。」
私「ヂゴクに堕ちるかね?」
倅「ていうかさぁ・・・今度は人間に生まれ変われないよ。」
私「・・・・・・・・!」

<カルマ>


倅と車で出かけたら畑で老夫婦が農作業をしている。

私「おお、偉いなぁ、夫婦で農作業しているよ。」
倅「カルマだよ。」
私「へ?・・・・・・・・・・・・・・・ひっど===い!」
倅「わはは!」



そういうのもカルマって言うんでしたっけね?

<小遣い>


昨日珍しく主人と倅が言い合いをしていました。
倅が屁理屈を言うので主人が怒って

父「オマエにはもう、小遣いなしだ!」
倅「っつうか、オレ、小遣いもらってないけど?」

<政務調査費>


東京のどこかの区議会で、議員が政務調査費を私的な
ことに使っていることが発覚、問題になった。

倅「政務調査費って何だい?」
私「ちゃんと給料をもらってるのに、その他に本来の業務であるところの
  政治をするための金を税金から払っている、
  その金のことだよ。」
倅「その金は誰が払うって決めたんだい?」
私「議員が自分達で決めたんだよ。」
倅「なにぃ?
  テメエらの使う金をテメエらで決めたのかい!」
私「そうだよ。」
倅「それは、おかしいんじゃないのかい、母ちゃん。」
私「だって、そういう議員を選んだのはオマエら選挙民だろ、
  それが嫌なら投票しなけりゃいいんだ、
  オレらに投票しといて、それはやるなってのは
  おかしいじゃねえか、え?そうじゃねえの?
  ってのが議員の言い分だ。」
倅「それはねえぜ、母ちゃん!」
私「だろ?だろ?
  一番悪いのは投票制度、民主主義が悪い!
  絶対王政にすればいいんだよ。
  『朕は国家也』太陽王ルイ14世がいいんだよ。」
倅「絶対王政はまずくないかい?」
私「まぁ、日本には天皇がいるから、天皇親政を復活させればいいや。」
倅「??????」



再来年あたりから「天皇親政」復活していいんじゃないかな?
奸臣どもを一掃してさ♪

<ビジネス研修>(2006年12月8日)


専門学校なのでビジネス研修という授業がある。
倅はビジネス・マナー集の勉強をしています。

倅 「〜〜した時は〜〜する、これは○か×か?」
主人「そりゃ○だ。」
倅 「ブッブ===!違います!」
主人「ええええっ?
    そりゃおかしいぜ、〜〜の時は〜〜するのが
    常識なんだよ===!(怒」

どうも、主人が実践している「常識」と、
文部科学省が推奨する「常識」が食い違っているようです。
そして、勿論主人は文部科学省より、「己の方」を優先させています。

主人は文部科学省のマニュアルでいくと、殆どが×ってことになり、
「社会人失格」の烙印を押されるのですわ。



どっちもオヤジだし。
どうでもいいや。

<穢い心>(2006年12月6日)


倅とレストランに行きました。
幼児の兄弟が歩き廻っています。
それを見て

私「ねえ見て見て。
  あの子達まるで中国人の子供みたいだねw」
倅「母ちゃん、とりあえず悪口言うのはよそうよ。」
私「何で悪口?
   おまえ、中国人を蔑視してないかい?」
倅「・・・・・・・・・・・・・あ、ああ、そうか、そうなるか。
   してるのかな。」
私「おまえ、蔑視しているんだろ?」
倅「あはっは!  
   そうか、蔑視しているよね。
   じゃあとりあえず中国が経済大国になったら
   認めてやるよw」
私「ひでえ!・・・・・・
   じゃ、こういうのはどう?
   『ねえ見て見て。
   あの子達まるでスカンジナビア人みたい』」
倅「スカンジナビア人、わかんね=し。」


まぁちょっとした罠です。

何でもない言葉を悪く取るのは、聞いた方の思い込みが
原因です。
その思い込みにはいろいろな原因がある。
◆何でも悪く受け取るほど、性質が悪い場合
◆世の中の「常識」に毒されている
◆上の二つとも勿論無意識、無自覚です。

それで、自分の感じ方が正当であると、無意識に思っていると
このように、私から突っ込みを入れられます。
そして、その発言の心根に意識を向けさせられます。

これが嫌な人がいて、っつうか殆どの人が嫌なんですよ。
自分の心根を見られないし、見たくないのです。
自分の心が穢いってのは見たくないですよね?
それ以前に思考力そのものがないので、私の言うことが
理解出来ず、誤解して終わります。

心の穢い人が多い。
大変、多い。

一見良い人だし、ある程度までは本当に良い人達です。
しかし、心根を見るとその穢さに私は驚くのですが、当人には
それを感受出来ません。
これを悟らせるのは至難の業です。

<世間体>(2006年11月29日)


長男と次男はとても仲が良い。
おしゃべりでボンヤリしている長男と
黙っているが抜け目ない次男は、毎日じゃれていますが
本気の喧嘩は殆どしません。

ところがたまにこんなことがあります。

夜、この二人に近所の家に品物を届けさせたら
帰り道に長男が次男を殴ったらしく次男が泣きながら帰って来ました。

殴った理由を訊いたら・・・
帰り道、田舎の真っ暗な路地(数件の住民しか住んでない)で、
次男が大声を出したので長男が迷惑になるからやめろと言った。
なのに止めないので殴ったそうです。

これを聞いて怒りが込み上げて来ました。


これだけではなく長男には普段から「世間体」を気にするところがある。
見栄っ張りです。
もし、長男が普段から、世間体を気にしないタイプだったら
別になんとも思わなかった事件です。
しかし普段から世間体を気にする奴だったので
この事件も、世間のためを思ってではなく、
世間体を気にしてのことだとわかったので私は腹を立てたのです。

本人が一人で見栄っ張りなのはバカだとは思うが、それをやるのは
個人の自由だからよし。
なのに、他人に対して「一緒に世間体を気にしろ」と、
言っているかのようなふるまいは許さん。

そんなモノは一人でやれば良い。
誰も他人にそれを強要する権利などない。

私は本気で怒りました。

あ、私は子供には滅多に本気で怒りませんよ。
でも、こういう場合は怒りますね。

「何が世間体だ、馬鹿者め!」

第一、夜、子供がちょっと大声を出したくらいでそこまで
世間体を気にする点がそもそもおかしい。
爆音を立てて暴走したり、花火を打ち上げたり、カラオケを一晩中
大音量でやったり、大音量で音楽を聴いたり、
タムロして大声で談笑したりしているわけではないからです。

ちょっとくらいの声、大声と言っても一瞬だけ、必要な音、
これらについては寛容になるべきですね。
皆、お互いに少しづつ迷惑を掛け合って生きているんじゃないですか。



上に挙げたことがわかってない人、自分だけはきちんとやっていると
思っている人は、自分がやってる「傍迷惑なこと」には全く気付いてなくて
盲点になっている場合が殆どです。
なのに意識の上では「自分はきちんとやっている」のです。
こういう意識は最悪で、このような意識状態に数年〜数十年あれば
いろいろと不都合が生じているはずです。

他人ならともかく我が家ではそれは許さない。
世間体を気にするような低レベル人間に、
ウチの子だけはなって欲しくない。
(ダンナは勿論世間体を気にする人間です。
 私が育てたのではないので、こうなりました。
 私の責任ではありません)
しかし、どうしてもそれをしたかったら家を出て一人でやれば良い。
他人(長男)のやることにいちいち口出しはしないからさ。


下の方の記事に世間のことを書きました。
この記事と矛盾するようですが、してはいません。
下の記事は世間について書きました。
この記事は世間体について書いたのです。

人間は他人や世間や社会がより良くなるよう奉仕するために
生まれて来たそうです。
その時、世間のため、と考えるのはいいことです。
でも、世間体を考えるのは「自分のため」(自己保存)で、
世間のためではないですね?

<怒る母>(2006年11月29日)


私は意外に思うかもしれませんが、
子供のことで本気で怒ることは殆どありません。

生意気、悪口、何でも平気。

「母ちゃん死んでくれよ。」
それは願望ですよね?
どのような願望を持とうと個人の自由です。
OKです。
残念ながら倅の願望は、母ちゃんの生命力が強いために
叶いませんが。

「母ちゃん、狂ってんじゃね=の?」
これは意見なのでOK。
これに関しては私は違う意見を持ってるけど、
まぁこの意見も尊重しますわ。
(ちょっと当たってるような気がするし)

「この婆あ!」
う===ん、事実とはちょっと離れているかもしれないが
全く間違いではない、当たらずとも遠からず、
まぁ、いいでしょう。
しかもだんだんこの言葉が現実化して行ってますわね。
あら、嫌だわ。



しかし、これは許しません。




ふざけた態度です。
ふさけると言っても、ヤクザがよく
「野郎っ、フザケやがって!」
ぐさっ!
「ぎゃ===っ!」
って類のです。

ふざけたコトを言った場合、いきなり腹に蹴りを入れますね。
瞬時なので避ける暇はありません。
ずばっ!
「ぐううう・・・」
崩れ落ちる倅。

何故自分が蹴られたのか、意味を考えればわかることだから
くどくど説教はしませんよ。
でも、こんなことは一年に一回もありません、本当に例外です。

後は何を言おうと何をしようと、法律の範囲内ならOKです。

はい、私は物凄く怖い母ちゃんです。

<ボクサー>(2006年11月27日)


テレビ番組に元ボクサー世界チャンピオンが
5人出てクイズに答えているが、
正解率が低い。

キャプテンを務めるガッツ◎松。
私「知ってる?
   ガッツ◎松は、『鎌倉幕府が出来た年は?』
   って訊かれて
   『4192年』
   『ヨイクニ作ろう鎌倉幕府』って言ったんだよ。」
倅「何となくわかる気がするよ。」
私「ボクサーはいつも顔にパンチを喰らってるから
   脳にダメージを喰らっちゃうんだよ。」
倅「じゃボクサーになるには人生賭けなくちゃね。」
私「そうだよ。」
倅「ある意味立派だね。」



ボクサー。

私は単純なオトコが好きなので、好きですね。

<秒読み>(2006年11月26日)


先日私が外出しようとする時、倅も車に乗って行きたがってました。
私が出かける時は行動はテキパキ、すぐ出かけます。

「○時○分に出発ね!」

と宣言していますが、大抵それより「早く」なります。

いつ、何がどうなるかわからないのだから、常にその準備を
していなさい・・・・。
言葉で言うと、聞いた方は言葉(アタマ)で覚えます。
しかし、本当の理解は言葉ではなく「身体」で覚えるものなのです。
だから、率先して「何がいつ、どうなるかわからない」ことを
身体に覚えさせるのも親の役目です。

遅れた子は置いて行く・・・

惨いですね。
しかし、これも身体で覚えてもらいましょう。
例えば「悪気はなかったんだけど、電車の発車時刻に遅れた」。
いくら悪気がなくても電車は待ってくれません。
だったら間に合うように必死になるべきですよ。

私は現実主義者です。
理想主義者でもありますが、現実を無視はしません。
きちんと現実を見て、理解した上で理想を述べているのです。
現実を無視した理想主義者は「夢想主義者」ですよ。
私はかなり平凡人です。
普通です。
或る方が霊能者に私のことを見てもらったら
霊「この方(if)はまともです。凄くまとも。
   やや偏ってるけど、まともですよ。」と言ったそうです。
私は当たり前のことしか言いません。

これって実は師匠もそうです。
彼は本当に普通な真面目な青年なのです。

また一度宣言した以上、冷酷なまでにそれを遵守しています。
「まぁいいぢゃないか。」
この台詞を言うことはありますが、この場合には言いません。

世間が「まぁ、いいぢゃないか。」と、必ず言ってくれれば私も
「まぁいいぢゃないか。」と、子育てしましょう。
しかし、世間は言ってくれませんね。
だから、
最低限「世間を冷たいと誤解しないまでの心構え」を
子供に身体で教え込んでいるのです。

(※甘やかされた人は世間が普通の対応をしても、
   それを冷たいと誤解します)


世間は思ったより鷹揚で優しいかもしれない。
けれど、それだけを求めていては自分が破滅します。
世間がどのバージョンであれ、自分が世間を呪わずに済むよう
心を鍛えておくのが、私は好きなのです。
と言っても特殊なことなどしていません。
面倒だし。
ただ「当たり前」のことをしているだけですよ。



さて、前置きが長くなりましたが先日倅に「出かける」と言ったら
倅も一緒に行きたがりました。
倅はパンツ一丁でPCいじってましたが
倅「母ちゃん、あと5秒で用意するから!」と。
なので私は
私「ファイブ、フォー、スリー・・・」
秒読みを開始しました。
私「ツー、ワン、ゼロ!」
倅「わ===っ母ちゃん待って!」

あとはサンダーバード(古い!)のテーマソングを歌って車に直行。
倅、必死で服を着ています。
遅れたら「思い知らすために」車を発進させます。
私「サンダーバード、ア、ゴー!」

これをほぼ毎日やってますが、それが何か?

<悪霊>(2006年11月24日)


私がホットカーペットに寝ていた。
電気代が勿体無いので、半分だけ暖かくしている。
そこへ倅がやってきて、寝転んだ。

うざい。

なので、さっそく嫌がらせをしてやった。
倅のわき腹や脇の下をくすぐってやる。

くすぐってるうちに可笑しくなって来て笑いが込み上げてきた。
私「げへっへへ・・・・ぐははっは・・・・うわhっはあ!」
倅が怯えている。
倅「母ちゃん・・・どうしたんだよ。」
私「わーっはは!ぐはっはは!」
倅「母ちゃん・・・・・・(困惑)・・・・・・悪霊退散!とおっ!」
ガキン!




何で殴るんだよ=。

番外編<三者面談>(2006年11月17日)


先日末っ子の◎ちゃんが通う中学校へ三者面談に行きました。
頭は天才なのに成績が異常に悪い。
五教科合わせても100点になりません。
私よりも担任の先生が困っています。

私「どこか入れる高校はありますか?」
担「う===ん、厳しいです。」
物凄い沈痛な面持ち。
担任の先生をこんなに苦悩させているのは申し訳ないです。

もうすぐ私立高校の推薦の選考が始まるので、担任がある私立高校を
息子に勧めましたが、息子は行きたくないようです。

私「◎、この高校は嫌なのかい?」
◎「う!(肯定)」
私「何で?遠いから?」
◎「う!(肯定)」
私「でも、この私立高校じゃないと受からないんだってよ。」
◎「お?(想定外)」
私「こっちの(県立)高校を受けても受からないんだって。」
◎「うう・・・(困惑)」
私「(県立)高校受けても落ちたら、夜の高校に行くかい?」
◎「う〜う(否定)」
私「昼間の高校がいいの?」
◎「う!(肯定)」
私「なら、私立高校に行くね?」
◎「う〜う(否定)」
私「・・・・・・・・・・・。」



誰かこの猿をなんとかしてくれ!

<Y君1>(2006年11月15日)


テレビのニュースで自動福祉施設(?)に入所していた児童が
集団で施設から逃げ出した、と報道されました。
実は倅が通った中学校の校区に施設があります。

そこに倅の親友Y君がいました。
Y君はお父さんが病死したあと、家族がバラバラになってしまい、
小1の頃から施設に入っていました。
(※上の兄弟のうち一人は他家の養子になりました。
   下の兄弟はお母さんと暮らしています。
   施設に入れられたのはY君だけです)


倅はこのY君と中学校で会ったのですが、とても仲良しでした。
隔週土曜日は給食が出ません。
我が家では自分で出来ることは全てさせる方針なので
子供には自分で弁当を作らせます。
娘二人は自分で作っていましたが、倅は作りません。

作らないなら飢えればよい。

済みませんねぇ、前世が戦国武将なもので、超厳しい母です。

倅はそれでも作らないで登校していました。
すると、それを見かねたY君が隔週土曜日には倅の分も
おにぎりを作ってくれました。
倅はY君に養ってもらっていたのです。

<Y君2>


それが半年も続いた頃、Y君が我が家に遊びに来ました。
雪が降って積もった日です。
帰る頃には暗くなっていました。
我が家の高いヒマラヤ杉には500個以上電飾があります。
それに点灯すると凄くきれいです。

Y君は数年後にこう言いました。
「雪が降るとKちゃんの家を思い出す。」と。

<Y君3>


Y君は施設にいるので映画館に行くことがない。
私は倅を映画に連れて行く時はY君を誘いました。

「Y君、ウチのKにお弁当を作ってくれてるんだって?
ありがとう。
ほんの感謝の気持ちだよ、一緒に映画に行こう。」

さて、Y君はハリポタの本を読んでいたのでそれが好き。
ハリポタシリーズは全部見ました。
残念ながらロードオブザリングとマトリックスは
都合がつかなくて見られませんでした。

映画の帰りにレストランに寄るのも楽しみです。
スパゲッティの食べ方を教えたり、もんじゃ焼きの焼き方を
教えたり、いつかY君に彼女が出来てデートする時
役に立つようにと、いろいろ教えたのです。

<Y君4>


さて、中三になり、受験を考える時期になりました。
うちの主人が新聞記事を元に倅に説教をしています。

父「おい、K!
   施設にいる子の進学率は▲%だって言うぞ。
   施設にいない子の進学率が◎%なのに
   たったの▲%なんだぞ。
   おまえは自分がどんなに恵まれているか考えたことあるのか?
   少しは考えろ、K!!」
倅「う〜〜〜っるっせえなぁ!
  オレには関係ねえよっ!」

大体、倅のような頭の構造の奴に
%だの円グラフだの折れ線グラフだの
言っても通じるわけがないんです。



なので後日こう言ってやりました。
私「K、Y君とおまえは同じくらいの成績だろ?
  おまえと同じ高校の同じ科に行きたいって言ってたろ?
  なのに、Y君は塾に通えないし滑り止めの高校も受けられないから
  うんと安全なところしか受けられないんだよ。
  おまえと成績が同じなのに、受ける高校の偏差値が
  ずっと低いところしか受けられないんだ。
  どう思う?」
倅「そうかぁ・・・Y君、可哀想だな(涙」
倅は涙ぐんでいます。
そしてずっと
「Y君かわいそうだなぁ・・・」と繰り返していました。

「知力」で劣る奴に納得させるには「情」に訴えるしかないのです。
でも、本当の理解というのは「情」を伴った共感なのです。

<Y君5>


Y君は高校を卒業後は倅と同じ専門学校に入学。
お兄さんのアパートに引っ越してそこから元気に通っているらしい。
途中は違ったけど、結果的には倅と同じになりました。

不幸な境遇にあっても負けないY君。
自分の家に暮らしながらちょっとしたこと(本人にとっては重大)で
自殺する子供に知らせてあげたい話です。

<死ぬ日>(2006年11月15日)


倅の奴、私をやり込めようと日々、ない知恵を絞っています。
或る日こんなことを言いました。

倅「母ちゃん、いつ死ぬんだい?」
私「おまえが死んだら10年後に!」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・。」



母ちゃんをやり込めようったってそうはいかん。
百年早いわ、この未熟者め。

<木の実>(2006年11月10日)


倅とラーメン屋に行った。
食べ終わって駐車場を歩いていたら小さな実が落ちていた。
小さい松ぼっくりのような形でとても可愛い♪

私「おうおう、まるで○ちゃん(末っ子)のようだ。
  可愛い可愛い。」
と言って拾った。
私「可愛いなぁ、可愛いなぁ、可愛いものは全部
   ○ちゃんに見えるでちゅ♪」
倅「婆あ!氏ね!」
私「あっはっは!」

<世間>(2006年11月9日)


倅が学校から帰るやいなや
「ちっくしょう!」と何度も言っている。
「ああああ!ちっくしょう!」


気になる。


あまり何度も言うので
「どうしたの?」と訊いてみた。
倅は
「何でもねえよ、ああああ!畜生!」
「いったい、どうしたんだい?」
「え>
ああ、世間がね。」
「何!
世間だと!
それは許さん!
すぐここへ『世間』を連れて来い。
可愛い息子を苛める『世間』の野郎は
お母ちゃんがブッ■してやるからね。」



許さん!

<国家試験>


倅が情報の国家試験に受かりました。
専門学校でも合格率は半数以下だそうで、
とても喜んでいます。

倅「どうだい、母ちゃん、オレは国家試験に受かったんだぜ。」
私「そうか、たいしたモンだなぁ!」
倅「凄いだろ、母ちゃん、国家がオレを認めたんだぜ。」
私「国家が『オメエもちったぁやるじゃね=か』って認めたのかい?」
倅「そうだね。」
私「国家が『オメエもバカじゃないようだな』って認めたのかい?」
倅「そうだよ。」
私「国家が『上等じゃね=か!』って認めたのかい?」
倅「母ちゃん、喧嘩売ってんのかい?」
私「いや、別に・・・」

我が家では父ちゃんも母ちゃんも姉も国家試験とは無関係なので
本人は「◎◎家開闢以来の快挙」と言ってます。
まぁ、どんなコトにせよ「自慢」のタネにするのはいいことだ。

頑張れ、倅♪

<龍神の水>(2006年11月7日)


閲覧者の方が、龍神の池そばの湧き水を送ってくれました。
飲んでみたら、美味しい!
とてもまろやか。
しかも、龍神さまの霊験入りとは有り難や。

さっそく息子どもにも飲ませてみました。

私「これは有り難〜い龍神さまの水ぢゃ。」
倅「飲むとどうなるの?」
私「龍神さまのお力を授かるのぢゃ。」
倅「龍神さまのお力って?」
私「有り難〜いお力ぢゃ。ふえっふえっふえっ。」
倅「どこのお婆ばだよ!」



だって
「これ、龍神の水、ハイ。」なんて言うのはつまらないでしょ?
多少の脚色は必要じゃて、ふおっふおっふおっ。

<不妊>(2006年11月6日)


不妊治療の番組多いですね。
今もテレビで不妊治療のことを言ってます。

私「お母さんも不妊になれば良かったよ。
  大子と小子が生まれた後、不妊になれば良かった。
  そして末っ子の○が生まれる前に不妊が治れば良かった。」
倅「ナンなんだよ!」
私「どうも一人多いような気がする。」
倅「ボクちゃんがかわいちょうだろ!」
私「わはっは!」


我が家のように子供はどうでもいい家にはどんどん生まれるのに
欲しい人にはなかなか生まれないってのは、不公平ですね。
ついでに言うと私、妊娠出産で問題があったこともありません。
妊娠中の方が元気なくらいだし、安産です。
考え過ぎないのがいいのかな?
良かった・・・アレコレ考えるたちでなくて。

一説によると、不妊の原因は頭だそうです。
(全部ではありませんよ。肉体的な原因がない場合です)
頭でアレコレ考え、心配し、緊張、興奮する・・・
それがいけないらしい。
だから、女らしい繊細な人ほど不妊になるかもしれませんね。

その証拠に子供の居ない女性。
自分に赤ちゃんが出来ないのを大変負い目に思ったり
他人の赤ちゃんを見ると妬んだり。
もし、男性的な女性ならこれで仕事に専念出来るとばかり
「子供が居なくて清々する」のに女らしいタイプは苦しむのです。

その過剰な女性性、マイナスな女性性が却って
赤ちゃんを持てなくしているのではないでしょうか?
私はそんなコトを考えています。

また、さらに言いますと。
自分で子供を産めなかったら、世の中には生まれて来ても
親が育てられない赤ちゃん、子供が沢山います。
その子を育てればいいと思います。
これは天の配剤と、私は思っています。

<ノーパン>(2006年11月3日)


テレビでお笑いタレントのK氏が女性タレント
のパン●ィーの匂いをかいだのを見た細■■■先生、
K氏に
「何であなたこんな変態みたいなコトしてんの!」
K氏たじたじ。
そして
「だって、あたしノーパンだもん!」

それを聞いた倅
「婆あ!また怒りが込み上げてきた!」

<職業1>(2006年11月2日)


倅が小学生の頃、学校で「将来の夢は?」という調査がありました。
倅は将来なりたいモノを沢山書いてました。
◆コック
◆名探偵
◆警察官
◆自衛隊員
です。


コックになりたいのは倅が食い意地が張ってるからです。
コックだっていいですよ。
でも、「食べたいから」というのは間違ってますよね?
なので私が教育を・・・

私「K、コックになったら、先輩が注意する時は足で蹴るんだからね。」
倅「へえ、母ちゃんそうなの?」
私「そりゃそうだろ。
  だって、コックさんは両手に鍋持ってるだろ。
  ってことは手がふさがってるから足で蹴るしかないだろ。」
倅「そうかぁ・・・(暗くなる」
私「それからコックの修行は厳しくて、一年間で1割しか残らないそうだ。」
倅「へえ、母ちゃんそうなんかい。」
私「そうさ。
  コックは厳しいよ。
  それでもなりたいならいけどさ。」

で、倅はコックになる夢はすぐ捨てたようです。
脅かし過ぎちゃったかな!
てへ!

<職業2>(2006年11月2日)


子供が将来何になりたいか、語り始めたらぜひ、言いたい言葉がありました。
もしも、子供が将来は「劇団員」になりたいと言ったら、言おうと思っていた台詞があります。

私「うむ。
  やりたいならやりなさい。
  どんな貧乏をしても、自分の好きなことをしなさい。」

これを言いたかったんです。



さて、倅は中学生になり、将来の夢も現実味を帯びて来ました。
倅が劇団員になりたいと言ったら上の台詞を言おうと思ってました。

倅「母ちゃん、弁護士は金が儲かるかい?」
私「ん?
  ああ、そりゃ金になる罠。
  でも、自分の好きなことをしなさい。」

倅「母ちゃん、医者は儲かるかい?」
私「ん?
  ああ、そりゃ儲かる罠。
  でも、自分の好きなことをすればいいんだよ。」

倅「母ちゃん、探偵は儲かるかい?」
私「え>
   腕が良ければ儲かると思うよ。
   探偵に依頼すると一回10万円はかかるし。
   でも、自分の好きなことをすればいいんだよ。」

倅「母ちゃん、ソムリエは儲かるかい?」
私「へ?
  ああ、そりゃ一流のソムリエになれば儲かるよ。
  でも、自分の好きなことをすればいいんだよ。」

倅「母ちゃん、商人は儲かるかい?」
私「え?
   そりゃ商売がうまければ儲かるよ。
   でも、自分の好きなことをすればいいんだよ。」

***************************

どうもね、話しが噛みあいませんや。
それで、何でかなぁ?
好きなことをすればいいのに、何で倅は儲かるか否かを気に
するんだろ?って考えたんですよ。

そしたらわかったんです。














倅は金になる仕事が好きな仕事だったんです!!!

ブッたまげた。

私も主人も、まずは自分が好きなこと、楽しいことをしたいと思う
タチなのです。
間違っても「金になるからしたい」などとは思わないのです。
何でこんな子が生まれちゃったんだろ?
はて?

カルチャー・ショックとはこのことですな。

なので、今は放っておいてます。
倅は専門学校出てSONYに入社する気でいます。
母ちゃんは知らないぞっ。

<織田信成>(2006年10月27日)


テレビでスケート選手の織田信成が織田信長の子孫だと
説明していました。
それを聞いた倅。

「え?
織田信長の子孫て織田無道じゃないの?」



このたわけがっ。

<ちんすこう>(2006年10月19日)


長女とその友人が沖縄に行きました。
友人の方(二十代未婚・美人)がおみやげに
ちんすこうを沢山買って送ってくれました。

すると中に・・・あれ?ちん・・・こ・・・すこう・・・?

目の錯覚かと思いましたが、たしかに
「ちんこすこう」と書かれた箱が!

何でも長女が発見し、
友人が買ったそうです。
ちんこすこうを・・・

「山積みの他の商品の
 かげに隠れていた
 朕乞う好こうを見つけた時は
 神仕組みだと思いました」


なんと!

神仕組みとは勿体無い。

おまけの「ちんこカルタ」には
「(な)・・・泣きっ面にちんこ」
とだけ書かれている。


私は大いに驚き、倅に言いました。

「K!『泣きっ面にちんこ』だって。」
「???」
「これ、いろはガルタと同じじゃんね。
じゃあ
『犬も歩けばちんこ』
『子はちんこ』
『二階からちんこ』なのかね?」
「うるせえよ、婆あ!」


でも、知りたいですよね、あとの47枚。

番外編<通り魔>(2006年10月2日)


次女から珍しくメール。

小子  「昨日変質者(?)が出た。
     夜中3時頃にチャイムが鳴ったので穴から見たら
     何者かが通るのが見えたので隣の××さんに連絡。
     隣に住んでいる××さんは前に誰かがうちを覗いてるのを目撃してる。」
私   「警察に通報しなさい。」
小子  「したよ。昨日きた。」
私   「さすが、早いね。
     夜遅く帰宅する際、ドアを開ける時点が一番危ない。
     物陰に潜んでいると思っていいよ。」
小子  「金属バットが必要だな。」
私   「それでよし。
     それと、バールね。
     部屋に入って来たら殺ってよし。
     警察に何か言われたらお母さんが、そうしろと言った、と言いなさい。
     あとは引き受ける。」
小子  「了解ッ(`O')ゝ
      各部屋にバール、庭にはトラップ。
      庭が大ちゃんのゴーヤの蔓で荒れてるんだけど、良くないよね。
      庭が荒れた家は狙われるて本で読んだんだけど」
私   「部屋の周囲に不気味なグッズを置いて、
     部屋の住人がデンパだと思わせるという手もある。
     周期的に部屋で奇声を発するとか。
     そんな変な奴、誰も狙わないって。
     ヘタすりゃ自分が殺られると思うよ。」



本当に物騒な世の中になりましたね。
娘どもは最近通り魔事件があった場所の近くに住んでいます。
善良な一般市民はおちおち暮らしていられませんな。

<食べ方>(2006年9月30日)


倅、何度言っても茶碗にご飯粒を残します。
今朝も数粒残していたので叱ったら、改めません。

私がもし会社の人事部にいて、新入社員の試験をするなら
ペーパーテストより
「飯の食い方」を重視しますね。
こういう食べ方をする奴は真っ先に落としてやりますよ。
(落ちりゃぁええんじゃ)と、思う私。
言ってわからない奴は痛い目に遭うのです。

新入社員はペーパーテストは一応の常識があればよい。
読み書きそろばんが出来れば良い。
挨拶がきちんんと出来て他人の話を理解すれば良い、合格。
性格は「ネアカ、ノビノビ、へこたれず」が良いそうです。


さて、飯の食い方です。

◆速く食べること。

食うのが速い奴は仕事も速いそうです。
私、女の中では相当速いみたいです。
女はおとなしく上品なのが良いという無言の了解があるので
ちょっと恥ずかしい・・・かな。
でも、しょうがない、早いんだから。

その私より速いのが主人。
とても人間とは思えません。
昔、親戚の家で見たことがあるんだけど、「牛」を連想しますね。
あ、牛って食べるの遅かったっけ。
でも、私が牛にメロンの皮をやったら、あごから汁をしたたらせて
食べていた、大きな牛が可愛くてねえ・・・主人がメロンを食べるたびに
それを言ってやります。

主人に輪をかけて速いのが倅。
その姿は既に人間ではない。
こりゃぁ、犬だな。
犬というのは狼から進化した動物なので群れを作っていた習性がある。
群れの中で食べるのでどうしても「食いっぱぐれないよう速く」なる。
それが犬の速食いなのです。

ある時、倅がカップのプリンを一口で食べてから自分で
「これってまずいよね。」ですと。
また、一日中何かしら食べていることに気付いたらしく
「これってまずいよね、ボク。」ですと。

うん。
まずい罠。

人間ではない罠。

だから速ければ良いというわけでもありません。
仕事が速くても粗ければダメですよ。

茶碗の中のご飯を一粒残さず食べる、というのは「仕事を最後まで
手を抜かず、きちんと仕上げる」ことに通じていると、私は思っています。

だから、新入社員を採用するなら

◆飯を食うのが速い
◆飯を残さない
◆きれいに食べる
◆好き嫌いがない
◆飯に文句を言わない

これを条件にしたいです。

ただ、魚の食べ方は難しく、私もきれいに食べられません。
長女の大子が家族の魚の食べ残しを見て
「戦場みたい。」と言いました。
ありゃ〜。

<赤ちゃん大好き>(2006年9月29日)


男の子って普通は赤ちゃんは興味がないか、
嫌いなのではないでしょうか?
なのにウチの倅は赤ちゃんが大好き。
小学生の頃、映画館に行ったら後ろの席に赤ちゃんがいました。
何度も振り返って赤ちゃんを見る倅。
可愛いんですと。

ちなみに他の子は・・・

長女=赤ちゃんは嫌だ、私の仕事が増えるから。
次女=・・・・・・・・。(何も感じない様子)
次男=赤ちゃんはボクちゃんのライバルでちゅ、嫌いでちゅ。

赤ちゃんが好きなのは長男だけです。

私  「何で赤ちゃんが好きなんだい?」
倅  「赤ちゃんは裏切らないからな。」
私  「え?」

赤ちゃん・・・散々裏切ってくれましたとも。
毎日毎日意表を突くコトをしてくれては、
この私を裏切ってました。

「我ガ方ノ損害ハ甚大ナリ」

でも、赤ちゃんて可愛いけどね。

<牛丼屋に連続強盗>(2006年9月28日)


今日のニュースで、牛丼屋に連続強盗が入ったそうです。
「すき家」では現金13万円盗られたそうです。
これを聞いて私は

私  「K、牛丼屋に連続強盗だってよ。」
倅  「へえ。」
私  「強盗が『牛丼を出せ!卵もだ!』って、言ったのかな?」
倅  「・・・・・・・・。」
私  「『有り牛丼残らず出せ!』って言ったのかな?」

<倅と会話>(2006年9月28日)


しかし、世の母親達が言う台詞。
「ウチの息子はちっとも話をしてくれない。」というの、あれは何なんでしょう?
そんなに倅と会話したいのでしょうか?
私はねぇ正直言ってしたくないです。
愚にもつかないことを毎日毎日言う倅。
ああ、相手をするのが面倒臭い。



下宿人が居た時、こんなことを言うんです。
P子 「おばちゃん(if)と、Kちゃんは仲良しだねぇ。」
私  「はあ?どこが?」
P子 「だって、毎日会話している。」
私  「あのねぇ、私はこんな奴と会話なんかしたくないの。
     なのに、こいつが話かけてくるの。」
P子 「いいなぁ、私もママとそういう風に会話したいよ。」

そうかなぁ。

「ウチの息子は全然話をしてくれない」と嘆いているそこの奥さん。
あなたの息子さんとウチの倅、交換してください。
うるさくてしょうがないんです。

<エロい一家>(2006年9月27日)


下宿してたP子曰く
「この家の会話の3割が”乳と尻”の話。」ですと!
うそ!

でもあのことかな?

我が家ではしょっちゅうビデオを見ています。
主にハリウッド映画です。
そこに出て来る女優の身体が凄いんですよ。
なので私はいつも驚き
「見てみて!あの乳!あの尻!」と、騒いでいます。

倅の奴(本当は好きなのに)興味なさそうな顔をしているので
「K!あの乳と尻、見た?」と、確認。
倅「母ちゃん何怒ってんだよ。」
私「別に怒ってないよ。」
倅「怒ってるじゃねーかよ。」

いいえ、全然怒ってませんよ。
怒ってなんかいませんて。
あっちが巨乳でこっちが貧乳だからって、そんな、
妬んだり僻んだりするような私ではない、本当だ。

しかし、P子ちゃんは町一番の旧家の一人娘。
P子の家では「ウチの娘が下品になったのはif一家のせい」と
言ってるそうです。

異議あるけど、まぁいいや。

<話題>


我が家の話題の三割はエロイとして。
あとの三割はシモイ話。
そして三割がバイオレンスな話。
つまり、「誰かをブッ殺す」話です。

後の一割は・・・そぉねぇ、何かしら?
「風呂、飯、寝る」の業務連絡ですかね?

まぁ、平均的な一家だと思ってますがね。

<青唐辛子>


美味しい即席漬けのレシピを紹介します。

◆きゅうり一本
◆茗荷数本
◆青唐辛子一本
の割合で、塩とだし醤油で味付けした漬物は
激辛で美味しいんです。

うちの父ちゃん、自分で作ってご満悦です。

でも、その後がいけない。
料理した手で目をこすったら痛くて涙が出て来たそうです。
さらに、その後お風呂に入った時あそこを触ったらしく
「ひりひりする」そうで・・・

この話を聞いた倅
「爺い!殺すよ。」

<スープ>(2006年9月22日)


意外と料理が巧い私です。
滅多にしませんがね。
たまに作ると美味しいものを作ります。
不味いものが嫌いなのです。
そこらへんのレストランよりも美味しく作りますよ。



たまにスープを作ると子供が美味しがってます。
特に長男はスープが大好き。
なので、からかってやります。

私 「これは中世ヨーロッパで農民が飲んでいたスープだ。」
倅 「へえ!美味いね、母ちゃん!」
(※キャベツとウインナ・ソーセージを煮込んで塩で味付けしただけのスープ)

私 「これは北イタリアはトスカーナ地方の貴族が飲んでいたスープだ。」
倅 「へえ!これは美味い!」
(※いろんな野菜を細かく刻んでトマト味にしたスープ。
   ミネストローネと言われている罠)

長男は次男に
倅 「これは北イタリアのトスカーナ地方の貴族が飲んでいたスープだぞ!」
と、教えているんですよ!
信じるか、普通!?



以前、100円ショップで蛸壺のような花瓶を買いました。
素朴な形が気に入ったので、幾つか買い込みました。
それを家に来た友人に
「これは古代エトルリアの壺だよ、一つあげる。」と言ったら
「ええええ!そんな凄いもの、もらっちゃっていいの!」ですと。

おいおい(呆

古代エトルリアの壺を私が持っているわけがないでしょ。
冗談ですってば。
第一エトルリアってどこよ?

<専門学校>(2006年9月18日)


倅は高校生の頃から進路は大学へ行きたいと言っていました。
しかし「家で一分も勉強しない」奴が大学へ行く必要はないですよね?

勉強と学問は違いますが、学問をしたいなら
学問をすることが出来る、頭の基礎を作らないと不可能です。
それには勉強することが不可欠です。

ムードや願望だけで大学へ行くとつまらなくて怠学、退学することになります。

人間には興味の対象、頭のタイプの違いがある。
一つは具体的なことが得意なタイプ。
一つは抽象的なことが得意なタイプです。

抽象的なことが好きで得意なら大学へ行って理論や論理を学べばよいと思います。
90%「言語の世界」です。

しかし、具体的なことが好きで抽象的なことは苦手なら
大学へ行くべきではないのです。
そういう子は90%「感覚」で生きているのです。
入学しても面白くないでしょう。



ただし、そういう学生は講義はつまらないが、遊びや交友は得意なので
それで楽しめばいいかもしれません。
そういう学生にとっては大学は、友人と学歴を作って楽しく遊ぶところ、
と割り切ればいいのです。
が、四年間は長いです。
試験もあります。
それはそれで覚悟が要りますね。

親だったら自分の子がどういうタイプがわかるはず。

ところが親が「大学とはどういうところか」がわかってないと
我が子に向いてないことを押し付けますね。
具体的なことが好きな子に大学へ入ることを強要します。
すると不都合が起きます。




ドイツでは12歳とか14歳で大学へ行く道と職人になる道(マイスター)
を選ばされます。
どちらが上ということがありません。

両方さまざまな職業があり、そこで頂点を極めた人が優秀なのです。
これは合理的でいいです。

なので、職人コースから大学コースへ途中変更した生徒、学生は
別に賞賛されることはなく、「変な奴」と思われるだけらしい。
私はそれでいいと思いますよ。
職業の種類で上下がつくのはおかしいからです。
その道の達人になればいいのだと思いますね。

ドイツ(を初めヨーロッパ)では12歳とか14歳で将来進むコースを
選ばされるのですが、根拠は「その年齢になれば自分がどちらに
向いているかわかる」からだそうです。
凄いです。
大人として扱っているのしょうね。

それに対し日本では「まだまだ子供」と思ってやるのが良いと、
これまた無意識に思っているのです。
日独はこの点で対極にあると言っていいでしょう。

日本では「子供にはどんな可能性が秘められているかわからないから
なるべく沢山の種類の経験をさせて、徐々に自分が何に向いているか
悟らせよう」みたいな。

これもいいと思います。

ドイツは厳しいサヌキ社会だから、教育制度もそうなっている。
(※サヌキ=分類)
日本は総合統合のアワ社会なので、教育制度もそうなっています。



親なら自分の子がどっちのタイプか見ればわかるはずなのに
わからない親の方が多いみたいです。
わからない=低次(思考力・判断力がない)
のです。

具体的脳の倅は専門学校で、物凄い詰め込み教育を受けていますが
それが大変面白いそうで、今までの人生で一番勉強しているそうです。
小中高と殆ど勉強しなかった倅ですが、学校がとても面白いそうで、
毎日張り切って学校に通っていますよ。

進路がドンピシャだったようです。

親としては本人の意向を最大限尊重したい。
我が家では大抵そうしていますが、どう考えても間違いな場合は
親の判断力を優先させます。
本人が嫌がろうと、それは親の判断を理解出来ないからです。
この場合親が歩み寄るのではなく、本人が親の判断を理解出来ないから
無条件で飲むべきですね。
本当は子供がそれを理解するのがいいんですよ。
しかし、理解出来ない以上、「理解出来ないが服従する」道を選ばなくてはなりません。

親の判断が正解だった場合、
本人の理解力が後から増せばいつか理解できるからです。

向いてない大学へいったん入るのも無駄ではありません。
長くなるのでそれについては書きませんが、
我が家では「自宅にいるなら学費は自分で払う」ことにしているので
もし、向いてない大学に入った場合は、本人がそれを負担しなくてはならず
本人が大変だろうと思うからです。

まぁ、他人の借金のことは私には関係ないので、それは「思いやり」です。



私は普段は子供の好きにさせていて、子供のすることに口出しはしませんが
このような人生の岐路に立った時、もし子供の判断が悪ければ平気で強権発動します。
滅多にありませんがね。

次女が中学三年の頃、何度か学校を休んで映画を見ていましたが、
月に何度も見たがったので「いい加減にしろ」と一度言っただけです。
本人は即、理解したので説教もしませんでした。
理解さえすればいいのです。

私の子育て方法は・・・

「好きにしなさい。でも、全責任を持ちなさい。」です。

<婆あ>(2006年9月15日)


テレビを見ていた倅がいきなり
「婆あ〜!」と吼えてます。
何事かと思ったら、■木数■。



良かった、私のことじゃなくて。

<次男>(2006年9月11日)


まぁ、毎日物騒な会話している一家です。

一昨日の夜、テレビゲームをしていた次男が
怪物のような悪役(一応人間)に対して
「死ねい!この死に損ないめが!」と言ったので
私と長男とで驚き、一瞬顔を見合わせてしまいました。

次男は末っ子でとても愛らしく性格は素直、温厚、従順。
なのに「この死に損ないめが!」とは意外です。
しかし、あまりの台詞に叱るよりも笑ってしまいました。

私  「わはっはあ!」
倅  「わhっは!」
私  「そりゃひどい、あんまりだ。
     ●〜、それはその人に悪いだろ。
     その怪物だって人間なのに。
     わはは!」
倅  「わっはは!
     だから母ちゃん言ったろう?
     ●は悪魔の申し子だって。」
私  「●は悪魔だったのかい!
     お母ちゃんは天使だと思っていたよ。」
倅  「オレはとっくに知ってたぜ、●の正体を。
     こいつは悪魔なんだよ。」
笑いが止まりませんでした。

当の●君は「えへへへ〜」と、思いっきり愛くるしく
照れ笑いをしています。
それがまた可愛いんですよ♪
しかも、次男は舌足らずなので
「この死にじょこないメが!」だって。
か、可愛い♪



しかし、各地で中学生が母親を金属バットでブン殴ったり
包丁でメッタ刺ししているので、気をつけないとなりませんね。
そうじゃないといつ次男から
「死ねい!この死にじょこないメが!」と
殺られるかわかりませんもんね。

主人はちっとも勉強しない次男の顔を見るたびに
「●!勉強はしたか!どうすんだ、来年受験だぞ!
 高校生になれなくてもいいのか?おい、●!!!」と
やっているので、私は
「刺されるよ。」と、忠告しています。

ま、そういう話です。

<9れ4ん>(2006年9月8日)


子供の頃我が家にテレビが来てから、毎日アニメを見ています。
とっくにアニメを卒業する年齢になってからも見ていました。
下に弟妹が居たからです。

独身時代、一人暮らしをしていた期間だけはアニメを見ませんでした。
しかし、結婚して子供が生まれるとまたアニメ三昧に戻りました(泣



私  「9れ4ん、嫌いだよ、始末しておくれ。」
倅  「9れ4ん■したいよ。」
私  「うむ、殺れ。」

大人気ないのはわかってますが、9れ4ん嫌いなんです。

<新宮誕生>(2006年9月7日)


昨日、9/6に秋篠宮家に男児が誕生しました。
号外の写真を見ながら倅が言います。

倅  「母ちゃん、男の子が生まれたってどうってことないよね。」
私  「いや、ある。
    見てみな、この写真を。
    天皇皇后両陛下を中心に、皇太子一家は椅子に腰掛けているけど、
    秋篠宮一家は後ろで立っているだろ。
    お世継ぎの一家とそうではない一家の違いなんだよ。」
倅  「へえ。」
私  「別に差別しているんじゃなくて、順位をつけているんだよ。
    この順位が男児誕生で変わって来るのだ。
    今のままなら、今度生まれた赤ちゃんが皇位継承第三位になる。」
倅  「へえ。」
私  「ちゃんと順位を決めておかないと、困るんだ。
    壬申の乱が起こったら困るからね。」
倅  「壬申の乱は起こらないだろ、母ちゃん。」
私  「いいや、起こる。」



起こるンです。

<父ちゃんて>(2006年8月30日)


倅 「母ちゃん、父ちゃんてさケツの穴小さいよね。」
私 「へえ、そうかい?」
倅 「うん、本当に父ちゃんてケツの穴小さい。」

そうか・・・同じ男の倅が見るとうちのダンナはケツの穴が小さいのか。
そうかそうか・・・参考になるなぁ。

倅 「ていうかさ、父ちゃんはケツの穴が汚ねえ。」



そういう話かい!

このコーナーもどんどん堕ちてますわね。

<クソ爺い>(2006年8月24日)


倅 「父ちゃんどこ?」
私 「トイレだろ。」
倅 「クソかい?」
私 「ウン。」
倅 「本当に”糞爺い”だね。」

済みませんねぇこんな話題で。

<イメージ>(2006年8月23日)


閲覧者の方が私他、PANDORAの登場人物に
抱くイメージを教えてくれました。

◆師匠は「ハンター×ハンター」の、ウイング。
◆倅は「スラムダンク」の流川楓。
◆if は「ワンピース」のルフィ。


流川楓の
画像はなし
師匠 if

師匠はいいとして、倅が流川・・・・有り得ない。
さらに有り得ないのは私。

私   「あの・・・・・ルフィって麦わら帽子被ったガキですか?」
閲覧者「そうです。麦わら帽子被ったガキです。」
私   「・・・・・・・・・・・。」




私 「閲覧者の人がオマエのイメージが流川だってさ。」
倅 「ホント!嬉しいなぁ、尊敬しちゃうよその人。」
私 「ありえないだろ、何で流川なんだよ。
   もっとありえないのが、母ちゃんがルフィだって。
   だいいち性別違うだろ?
   閲覧者を探しだして文句言ってやろうと思うんだけど。」
倅 「いつまで喋ってんだよ、うるせえなぁ、トォ!」
と、私の頭にパンチ!
私 「だと、こら!」
と、こっちもパンチ。



しかし、何故?

<さかなさん>(2006年8月22日)


「さかなちゃん」という人をご存知ですか?
10年ほど前かな?
テレビ東京の「TVチャンピオン・魚王・選手権だか王座決定戦」
に出演した、当時高校生だった青年です。

彼は今時珍しく謙虚なので人気が出ました。

それから時が経ち、「さかなちゃん」は「さかな君」になり、
今では「さかなさん」と呼ばれています。
出世魚みたいです。

ところが倅、「さかなさん」が嫌いなんですと!
倅「さかなちゃん嫌いだよ。」
私「何で?いい人じゃないか。
   それから『さかなさん』と呼びなさい。
   おまえより年上なんだから。」
倅「嫌だよ、だって、嫌でしょ、さかなちゃん。
   絶対嫌だよ。」

頑固な奴。

<RPG>(2006年8月22日)


デパートで買って来た高級菓子を倅が食べている。
私「誰が食べていいと言った。」
この倅は●ホゆえ、一袋食べてしまうので
鉄拳一発やって止めさせた。

倅「母ちゃん、Kちゃんに5ポイントのダメージ!」

RPGのヒーローは常に魔物、怪物から攻撃されています。

私「Kは10ポイントの経験値を得た。」

”人生はリセットできないRPGである”(by if )

<水泳パンツ>(2006年8月19日)


夜、倅のケイタイにメールが入った。
明日プールへ行こう、という友人からのお誘い。
水泳パンツを探して履いてみたら、太ったので履けません。

私「もっと早く言ってくれれば、買っておいたのにね。」
倅「いや、水泳パンツがなければプールへ行かなけりゃいいんだ。」
私「せっかくのお誘いを断るなんて勿体無い。
   そうだ、母ちゃんがタオルでふんどし作ってやるよ。
   うわーははは!」
倅「・・・・・・(哀れみの表情で)・・・・・・・・母ちゃん、もう寝な。」

<アニメ・コミックの台詞>(2006年8月17日)


アニメやコミックが好きです。

私は本屋に行って気に入ったマンガ(コミック)を発見すると、
「大人買い」します。
全巻をいっぺんに購入するんです。
調子の良い次女にいつも「お母さんこれ、買えぶぁ?」とそそのかされては
買わされていました。


さて、アニメ映画も見ます。

「黙れ、小僧!」というモロの君の台詞は大変重宝しました。
何かというと「黙れ、小僧!」と一喝。
便利でしたね。

夕食に白米を食べる時、倅が喜んでいます。
(普段は麺類が多いです)

倅  「銀飯じゃぁ銀飯じゃぁ!」

「裸足のゲン」の台詞です。なので、私も次の台詞を。

私  「おしっこチビりそうじゃあ!」

<バカな子ほど>(2006年8月16日)


ウチの主人は倅を前にして
「バカな子ほど、可愛い!」と力を込めて言ってます。
「・・・・・・・・・・。」
倅の面食らった顔。
可笑しいです。

主人は倅が可愛くてしょうがないのか、
ことあるごとにからかって遊んでいるのです。

或る日主人が図書館で「日本の伝統的な朝食」とかいう
酔狂な本(豪華本)を借りて来ました。
写真集です。
各都道府県の伝統的な朝食が載っています。
一汁一菜です。
ご飯、味噌汁、漬物の朝ご飯の写真は見るからに美味しそう。

主人「K、これを見てみろ。
    日本人の祖先はこのような粗末な食事をしていたんだぞ。」
倅  「へえ、美味そうだね、父ちゃん。」
主人「美味そう?粗末だろうが。
    昔の日本人はなぁ、こんな粗末な食事をしていたんだよ。
    それなのに、オマエのようなロクでもない子孫が
    毎日美味いものを食っているってのは、間違ってるんだよぉ。」
倅 「だと、こらぁ!
    母ちゃん父ちゃんをヤっちゃっていいかい?」
私  「いちいち母ちゃんの許可なんか得るんじゃない。
    自分の好きにしなさい。
    存分にやれ。」
倅  「わかったよ、母ちゃん。」



主人、隣の部屋で「ぎゃ〜〜〜っ!」



毎晩のように倅をからかっては挑発し、最後に家庭内暴力を
振るわれている主人です。
それにしてもよくからかうネタが尽きませんね。

<本当にあった男と女の怖い話>


それは今から(多分)4年前のことでした。
テレビで「本当にあった男と女の怖い話」というのを再現フィルム形式でやっていました。
当時、倅は高校一年生、次男は小学5年生です。
私は家事をしながら見たり見なかったりしていたので、細かいところは違うかもしれません。


彼女がいるのに、勤務している病院の院長から
自分の娘と結婚してはどうか、娘も君を気に入っている、という話を持ちかけられた医師。
恋人よりも院長の娘を選びました。

恋人に別れ話を切り出す医師。
ところが彼女のお腹には赤ちゃんがいたのです。
別れないでくれ、と嘆願する恋人を残酷に捨てて医師は行ってしまいました。
泣き崩れる彼女。

「ううううううっ、うわ〜〜〜ん、あうっあうっ・・・・・・・・・・・」
ここまでは良かったのですが
「うううっ・・・・・ふふ・・・・ふふふふ・・・・・うわっはははは!!!
うわーーーはっはは!あーーーはっははは!」

嫌な予感がしました。

案の定、彼女は医師とは結婚出来ず、内緒で子供を産みました。
そして、生まれた赤ちゃんを彼が勤める病院に連れて行き大声で
「ほら!あれがパパよ〜!パパー!!!」と叫びます。
噂になってしまいました。

やっぱりやると思った。

次に彼女は医師の家まで行って、医師の奥さんに赤ちゃんを見せます。
医師の奥さん=院長の娘
は、父親に言いつけたので、二人は離婚、医師は病院をクビに。


「か、か、母ちゃん、ボクこれ、本当に怖いんだけど・・・」
倅は可哀想に震えています。
私は家事をしながら出たり入ったりしていたので、ところどころしか見ていません、
次男は二階の自分の部屋でゲームをしているようです。

医師は仕方なく、あちこちの病院を転々としますが、行く先々で
彼女が出現し「あれがパパよ〜!」
病院を辞めざるを得ません。

とうとう医師は遠い県の海岸沿いに住んで、工事現場で働くようになりました。


再現フィルムがここまできた時、私と次男も倅と一緒にテレビを見ました。

「もう、ここまでは来ないだろう。」
安心した元医師が借家に帰ると
「おかえりなさい♪今日もお仕事ご苦労さま。
あなたの好きな肉じゃがを作っておいたわよ、食べてね♪」とかいう
手紙がテーブルの上に置いてあり、カーテンには二人で撮った写真が
飾られていて、二人で使っていたカップなどが置いてある。

「ぎゃっ!」
驚いた元医師は家の鍵を何重にもかけて仕事に出かける。

ところが帰宅すると、また彼女が入り込んだ形跡がある。
今度は取れたボタンが服に縫い付けてあった。
そしてケイタイにメールが入った。
「もう、あなたって本当に一人じゃ何も出来ないんだから」みたいなことが
書いてあります。

ぞっとする元医師。
まるで、今、彼女に見られているかのようです。
他にも今、ここに彼女がいないとわからないようなことが
メールに書かれていました。

元医師は怖くなって立ち上がり「どこだ!どこにいるんだ!出て来い!」と部屋中探します。
いません。
(やっぱりいるわけないようなぁ)
ほっとしてふと天井を見上げると、板の節穴のような穴が開いている。
(???)
元医師がその穴から天井裏を覗き込んだら・・・・・



そこに彼女の目がありました。


彼女は天井裏に潜んでいたのでした。

「うわ===っ!!!」
親子三人で抱き合ってしまいました。

本当に怖かったです。



これで倅も思い知り、女に優しくなることでしょう。
もともと優しいんですけどね。

毎日高校生の倅をからかっていますがからかうタネが尽きません。
「からかわれて育った子供はロクな大人にならない」とどこかの賢者が言ってましたね。
ウチの倅はロクな大人にならないかも・・・。

というよりちょっとした言葉で傷つくような子にはなって欲しくない。
怒るような場面ではないところで怒ったり、悲しむ必要のないところで泣いている人がいる。
それだけは避けたい。
いつも笑える人になって欲しい。

ある中学校の新入生。
入学してから教師が「何言ってんだ、おまえ。」と言っただけで次の日から登校拒否。
ウチの近所の実例です。
このケースは他の親たちを呆れさせていました。

それと冗談のわかる子になって欲しい。
冗談というのはそれを冗談と理解できないと冗談にはなりませんね。
人間は「自分の理解と離れているモノ」は理解できないので冗談は普通、「通じない」のです。
しかし、それでも相手が冗談のつもりで喋っているならそれを冗談なんだな・・・と推理する能力が必要です。
この能力のない人がかなり、います。
人生をかなり、つまらなくしていると思います。

私は自分の子にはそうなって欲しくない。
それで日夜特訓を・・・


<奴隷>(2006年8月7日)


私「K、オマエは母ちゃんの言うことを聞かなくちゃならないよ。」
倅「何でだよ。」
私「おまえは母ちゃんの・・・・・slaveだからさ。」
倅「No!I’m not a slave!」
私「No!You are a slave!!!」
倅「・・・・・・・・普通の母ちゃんが良かったな・・・・・・」

<夕飯>(2006年8月7日)


倅が学校から疲れ果てて帰宅。
倅「母ちゃん、Today’s dinnerは?」
私「Oh!Instant ramen!」
倅「Oh!・・・・・・・母ちゃん、マジで鉄拳やりたくなって来たぜ。
   それでよく親をやってられるよな。」
私「It’s a miracle!」
倅「・・・・・・・・・・・・・。」

<病気>(2006年8月5日)


「貧乏人の子供は医者にもかかれない」というのが口癖の私です。

うちの子は皆、健康で良かったです。
病弱なら金がかかってしょうがなかったところです。
良かった〜、父ちゃんに似て皆、人並み以上に丈夫で。

でも、やはり風邪というのはひくもんですね。
動物並に丈夫な倅もたまには風邪を引いてます。

風邪はおとなしくしていれば治るんですよ。
ていうか、薬では治りません。
風邪を治す薬を発明したらノーベル医学賞がもらえるそうです。
つまり、風邪は薬では治らないのです。
症状を抑えるだけなんです。

なので、我が家では金銭のためではなく、
症状を抑える、対症療法をしたくないので、医院には行かせません。
薬の副作用も怖いし。

すると
倅「ごほっごほっ、母ちゃん、薬を買ってくれよ。」
私「何を言うかっ。気合で治せっ。」(何故軍隊式ですかぁ?)
倅「母ちゃん頼むよ、咳が出て苦しいんだよ。葛根湯を買ってくれよ。」
私「ちっ、しょうがないね。ったく銭のかかるガキだ。」
(お、鬼!)

風邪の引き始めに葛根湯と、栄養ドリンクを飲ませると
身体に抵抗力がつきます。
また、ドリスタンを飲ませています。

私「ほれ、薬を買ってきたよ。」
倅「母ちゃん、有難う。」

私は継母ではありません。

<新・耳袋>(2006年8月5日)


「新・耳袋」(怪談)のDVDを見た。

部屋に幽霊がいる・・・という、話を見て次男に
私  「●〜、オマエの部屋に幽霊はいるかい?」
次男「いないでちゅ。」
私  「そうなの?いないの?いい子ね!いい子ね!」
と、言いながら抱きしめて頭を撫ぜて頬擦りをしてチューをする。

それを見ていた長男がさも、馬鹿にしたような顔をしているので
私  「K、オマエの部屋に幽霊はいる?」
長男「おい、婆あ、オレの部屋と●の部屋は同じじゃね=かよ!」
私  「幽霊はいるのか、いないのか。」
長男「さあね、知らねえな。」
私  「バッカだなぁオメーは。幽霊がいるかどうかもわからないとは!」
長男「ば、婆あ!」

<ドイツ語?>(2006年8月2日)


倅、何かというと
「うっせんだ婆あ!」

それを聞いて日本語に聞こえない私です。
まるで「Us’sen da Babar!」と言ってるようです。

私「ドイツ語みたいだねw」
倅「ったく母ちゃんはロクなこと言わないね。」

<ギリシャの哲人>(2006年8月2日)


倅がなにやら書類に記入している。
とても面倒臭いそうだ。

倅「あああああ!マンドクサイ。
  メナクソ・マンドクサイ!」

めちゃくそ面倒くさいという意味らしい。

私「それ、メナクソス・マンドクサロス・・・・・・
   古代ギリシャの哲人みたいだねw」
倅「???」

<Y張市破産>(2006年8月2日)


テレビのニュースを見ていたら、Y張市が破産したと報道していた。

私「ったく歴代Y張市長は何をやっているのだ。」と、またまた文句を言った。
私「こうなったら歴代Y張市長が、ヒグマと対戦してビデオに撮り、
   それを売り出して町興しするしかないね。」
倅「母ちゃんは!(呆」
私「でも、ヒグマ相手に人間が素手では対等じゃない。
  いくら何でも可哀想だ。
  市長には何か武器を持たせよう。」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・・張り扇とか?」
私「は〜〜〜はっはは!」
倅「母ちゃん・・・・・・ロクな死に方しないよ。」

<お祖母ちゃん1>(2006年7月30日)


信じられないと思いますが、この倅、毎週主人の母と遊んでいます。
弟とともにゲーセン、ゲームソフト屋、ビデオ屋、スーパー・マーケットなどに
行っているんですよ。

ウチの子が小さい頃から、主人の母がクルマに乗せてはあちらこちら
連れて行き、遊ばせてくれていました。
(いつまでお祖母ちゃんと遊ぶかな?)と、思っていました。

(まさか、倅が中学生になったら止めるだろう)
(まさか、倅が高校生になったら止めるだろう)
(まさか、高校を卒業したら止めるだろう)・・・
何度予想を裏切られたことか。

今でも毎週土日には、倅どもはお祖母ちゃんのクルマに乗って遊びに行きます。

<お祖母ちゃん2>(2006年7月30日)


子供が小さい頃から、ことあるごとに私の実家や主人の実家に
預けていた私です。
仕事をしていなくても「子育てそのものが面倒」な私なので。

この頃よくこういう話を聞きました。
「自分の子供が姑に懐いているのが凄く嫌。」という意見です。

多くの母親は、子供を姑に取られるような気がするんでしょうかね?
私は逆で「自分が楽をするためなら何でもOK。」です。
(※子供を保育園に預けていた頃、お迎えの時間が嫌で
   仕方ありませんでした。
   子供が可哀想だからこれは秘密ですがね
   当時の保母が言うには
   「私は子供をお迎えに行く時間が一番嬉しかった」と言うのです。
   (ああ、私とは違うな・・・)と、思いました。)

したがってお祖母ちゃんに懐いてくれて、預けるのが簡単になって
くれることが嬉しいのです。
幸い、主人の母は優しいのでうちの子供たちも懐いています。

いくらお祖母ちゃんが孫を可愛がろうと、甘やかそうといいと思うんです。
好きなだけ可愛がって欲しいですね。
お祖母ちゃんも孫も嬉しいと思いますよ。
母親もその時間”楽”が出来るじゃないですか。

心の姿勢一つで、同じ状況が天国にも地獄にもなりますね。

子供が何かをねだると
「お祖母ちゃんに買ってもらいなさい。」と言っていました。
お祖母ちゃんはそれくらいしか孫にしてやれない。
だから、出番を作ってあげないとね♪

<お祖母ちゃん3>(2006年7月30日)


ところで倅も最近ようやく「知恵」というものがついたらしい。
先日、こんなことがありました。

倅が「運転免許とりたての友人の車で、ドライブに誘われている」と言うのです。
私は冗談で
「なにぃ?我が家の大事な跡取り息子を殺す気かい?」
と言いました。
倅「大丈夫だよ、母ちゃん。危ないことはしないよ。」

それを聞いていた姑が、それは危ない、いつ免許を取った子だ、
どんなクルマだ、軽なのか普通なのか、
どこへ行くのだ、何人乗るのだ、もし事故にあったら大変だ、
若い人の事故がとても多い、怪我したら困る、死んだらもっと困る、
大怪我しても生きてて欲しい、看病が大変だ、家庭崩壊だ、
そういう家を知っている、家族が悲惨だ、
いくら保険金が入っても生きてた方がいい、
と、きりもなく喋っています。
(※思うに、ここでお祖母ちゃんとしては可愛い孫のために
   仕入れた情報を披露していたのです。
   役に立てると思ったのでしょう。)

(※しかし、いったん決めたことを「祖母が反対するから」という理由で
   孫が止めるでしょうか?)

「大丈夫だよ、お祖母ちゃん。」と、何度も答えていた倅ですが、
姑はまだ、心配するのを止めません。
いつまでも、その話題を喋っています。
最後には温厚な倅もウンザリしているのがわかりました。


お祖母ちゃんがいなくなって倅がポツリと
倅「お祖母ちゃんて同じこといつまでも言ってるよね。」
私「でも、あれが普通だよ。
   よそでは母親がああなんだよ。
   我が家はお母さん(私)が、普通じゃないから(まぁ、異常、かな)
   言わないだけだよ。
   よその子は毎日、ああいう目に合っているんだよ。」
倅「そうかい・・・ああ、しかし、しつこいよねぇ。」
私「そうだよ。毎日、ああ言われるのだ。
   だからウチの母ちゃんで良かったろ?
   たとえ晩飯を作らなくても、いちいちうるさく言わないからさ。」
倅「ううううんん、そうだよね。」



洗脳成功!

<お祖母ちゃん4>(2006年7月30日)


老人は語彙力があまりないので、
強調する時は
○大きな声を出す
○何度も言う
という傾向があります。

近所の爺さんが隣保班の用事で我が家に来た際、
何度も同じことを繰り返し言ったのでウンザリしました。
しかし、老人にはそういう傾向があるな、
ということもわかりました。


さて、姑です。
勿論老人なので、自分が大いに感動した、驚いた、
強調したい、という時は同じことを何度も繰り返します。
今まで7回、同じ話を繰り返した記録があります(一日で)。

最近ようやく知恵のついた倅にもそれがわかって来たようです。

倅「お祖母ちゃんてさ、同じことを何度も言うよね。」
私「やっとそれに気付いたか。
   そうだよね、お祖母ちゃんは同じことを何度も何度も言うよね。」
倅「本当にお祖母ちゃんは同じことを何度も何度も言うよね。」
私「全くお祖母ちゃんは同じことを何度も何度も言うよね。」
倅「毎回何度も何度も言うよね。」
私「驚くほど何度も何度も言うよね。」
倅「いつまでも何度も何度も言うよね。」
私「キリなく何度も何度も言うよね。」



本当に老人て何度も何度も言うんですよ。
困りますね。
ああにはなりたくないなぁって思います。

<皇族>(2006年7月14日)


私が最近、車を走らせていたら、道端にやけに警官がいる。
あっちにもこっちにも。
その他、「○○県」という腕章をした県の職員らしき者もいます。
???
そういえば、うちの父ちゃんが「皇族が来県するんだぜ。」と
言ってたっけ。

そういえば、数日前に隣町に行ったら途中、
道筋の信号機のところに警官が数人づつ待機している。

それを見て(皇族が来るんだな?)と、わかりました。

私が倅に言いました。
私「K、皇族を乗せた車は赤信号で止まらないように、
  全て青信号にするんだよ。」
倅「へえ!
  そりゃぁ、超VIP待遇だね、母ちゃん。」
私「有無。
   一般庶民とは違う。
  赤信号で止まった時に、ビルの屋上から狙撃されないようにさ。」
倅「日本人にそんなことする輩(やから)はいないよ。」
私「ゴルゴ13は日本人だよ。」
倅「・・・・・・・・・・。」



まぁ、それは冗談ですが、どうやら通り道のホテルに殿下がご宿泊されるらしい。
私はそのホテルの前で信号待ちしながら、殿下が顔を出したら
「Hey!殿下!雅子は元気ぃ?」と、声を掛けようと思ってましたが、
殿下はお食事中であらせられたのか、顔を出しませんでした。

つまんねえの。

<200円>(2006年5月29日)


倅が
「母ちゃんシャーペンの芯買っといて。」
200円のシャーペンの芯を買ってやりました。


数日後・・・
私「この間のシャーペンの芯代、200円返せ。」
倅「え?えっへへへっへ!(笑ってごまかそうとする)」
私「さあ!両耳揃えてキッチリ200円、返してもらおうか。」
倅「文房具なんだからいいだろ?(えへっへへ)」
その後、返済するまで厳しい取立てが続く・・・


他のことはいい加減で適当な私ですが、金に関しては
「親子といえども他人」なので、厳しく取り立てています。
哀古の方がまだ、紳士的かも・・・

「借りたものは返す」
これの出来ない人がいます。
曖昧に生きている人がいますね。
厳しい取立ての目に会うのも自業自得だと思います。
倅に厳しいのも躾けのうちなのです。

<倅と白バイ>(2006年5月26日)


温厚な倅が珍しく帰宅するなり怒っている。
倅「ちっくしょう・・・・ちっくしょう・・・・・・」
私「どうしたの?」
倅「母ちゃん聞いてくれよ〜。」

何でも倅が下校中、信号待ちをしていた。
青になったので渡ろうと思ったら白バイが倅の進行方向に来たので
道を譲ろうと思って待っていたら
白バイ「ハイ、そこの自転車!」
倅   (え?お、おれ?)
白バイ「渡るならサッサと渡る!」
倅   (な、何だよ〜!)

と、いうわけだったそうです。


倅としては誤解されたのが悔しいんでしょう。
白バイ警官は、ちゃんと観察をして事実を確かめてから注意でも逮捕でもして欲しいですね。

私「『オメーが来たから止まってやってたんじゃね=か!』って、勿論言ったんだろうね!」
倅「それは国家権力には逆らえないでしょ。やっぱ。」
私「なんと情けない!そなたは当家の嫡男ぞ!
   そのような辱めを受けておめおめと退陣したとは情けない・・・。」
倅「・・・・・・・・・・・・・・・。」
私「そういう時は違法にならない程度に嫌がらせをしてやりなさい。」
倅「どういう風に?」
私「例えば
  白バイが『サッサと渡れ』と言ったら
  『るっせえな、俺がいつ渡ろうと俺の勝手だ!』と言うとかさ。
  『国民の基本的人権を侵害するのか?』とかさ。
  『オマエに言われる筋合いはない』とかさ。」
倅「それをやっちゃぁいけないでしょう。」
私「いいんです!
  法律に触れなきゃ何をしたっていいの、警官には。
  元々警官には道徳とか常識とかは関係ないから。」

ま、これは極論ですけどね。


以前見たテレビに東京かどこかで、
自転車の二人乗りを注意するチラシを警官が配っていました。
警官に呼び止められた二人乗りの女子高生、
警官から受け取ったその紙を警官の目の前で破り捨て、
「超ムカつく〜〜〜!」と言ってそのまま二人乗りを続けて去って行きました。
これを見て私は大笑い。

「それをないと見ればない」のです。
「権威がない、と見ればない」んですよね。
本当は権威ってないじゃないですか。
Vフォーベンデッタやマトリックスを見たから言うのではなくて
私の直感(というか、当たり前のこと)です。
この意見は数年前からあちこちに書いているのですが、なかなか賛同が得られません(爆

なので、この女子高を見て笑ったのです。

一見悪だけど、彼女らの方が本当の世界(マトリックスではない世界)を見ていると思うのです。
一見悪の人でないと、本当の世界が見えないという面もあります。


さて、この登場人物中で誰が一番本当の世界を見ているでしょう?

倅に注意した白バイ警官が一番何も見てないのがわかります。
次に注意カードを渡した警官が本当の世界を見てない。
次に倅・・・見えているが、あえてコトを荒立てたくない。
注意カードを破り捨てた不良女子高生が一番本当の世界を見ていると思います。
(心が本当の世界に住んでいる)
勿論彼女らに自覚も意識もありません。
それこそ本物だと思います。
それが表に出ると「悪」になります(見えます)ね。

今(本当は昔から)はそういう世界なのです。

<エホバ>(2006年5月26日)


私がパソコンしてたら倅が来て「早く代われ。」とうるさい。

私「ダメだよ。」
倅「今、母ちゃんがパソコンやる時間じゃねーだろ。」
私「母ちゃんがやる時間だよ。」
倅「そんなコト誰が決めたんだよ。」
私「母ちゃん。」
倅「何で母ちゃんが決めるんだよ。」
私「母ちゃんが全てを決めるのだ。
   だって、母ちゃんは全知全能だもん。」
倅「母ちゃんは神かい?」」
私「そう。エホバ。
  YHWH。
  我はありて有る者、αでありΩである。」
倅「本当に全知全能?」
私「そうだよ。母ちゃんのクイズの正解率を知ってるだろ?」
倅「でも、芸能問題わかんないじゃん。」
私「(うっ!)・・・・・・・・・そ、それは・・・・・・・・・
   (ぴかっ!閃いた)
  芸能関係は悪魔の管轄だからね。」
倅「・・・・・・!」

<いじける倅>(2006年5月20日)


倅が小学生の頃、主人と主人の母と山へ行きました。
すると倅「美味しいものを食べたかっただけなのに、山を歩かされた」
ことが気に入らず、すっかり意固地になり、歩かなかったそうです。
主人の母は今でも当時を思い出しては
「あの時は参ったわ。」ですと。

それから10年。


先日、また主人と主人の母と倅が公園に行きました。
歩いている時に倅に携帯電話がかかってきたそうです。
倅が何かしているうちに皆はさっさと歩いて先へ行ってしまいました。

すると倅、またいじけたそうです。
主人が携帯電話で「証拠写真」を撮る始末。
そこには「向こうを向いて石に腰掛けている専門学校生」が映っていました。

「いくら呼んでも来ねえんだぜ。」と、主人が呆れています。
私 「それでどうしたの?」
主人「仕方ないから、何度も呼んで連れて来た。」と言うじゃありませんか。
私 「何で置き去りにしなかったの?
   そんなヤツはそこに置き去りにすれば良い。」と。

新聞の見出しが浮びました。
見出し「●●K君、また意固地になる!!」
副見出し「携帯電話で遅れたのが原因か?」
本文「●月●日、●●K君(専門学校生18才)は、
    ●●公園を家族と散策中、かかってきた携帯電話に出たところ
    家族から遅れを取り、そのまま意固地になった模様。」
    「父親の●●さん『また、意固地になったんだよ。ったくしょがねえヤツだ』
     祖母の●●さん『本当に参ったわ。大人になったと思ったけどねぇ。』
     当の●●K君は『オレは悪くない』と、言い張っている模様。」

三つ子の魂百までとは良く言ったものです。
性格は本人が何度生まれ変わっても変わりません。

「歩いて帰るもよし、そのまま家出するもよし。
 好きにしなさい。
 オマエは自由だから。」
と、言ってやりたいですね。

あ、家出?
OKですよ。
しょっちゅう言ってます。
「家出していいよ。捜索願い出さないから。」と。

でも、出て行きません。
何で?

<ザ・ラスト・コヅカイ>(2006年5月20日)


私こと、前世が武将のせいか兵糧攻めが得意で御座る。

倅がちっとも家事を手伝わないので、高校生の頃は月づきの小遣いが千円でした。
仕事をしたらその都度百円〜三百円与えていました。
基本給が千円で、あとは能力給というわけです。
高校なのに給食が出たこともあります。

しかし倅はちっとも働かず、月千円の小遣いでやりくりしていました。


さて、倅は高校を卒業し専門学校生になりました。

高校を卒業した者に小遣いは無用で御座る。
なので去る3月をもって倅には小遣いは辞め申した。

私(とっても嬉しそうに)「はい、ザ・ラスト・コヅカイ!」
倅(複雑な顔で)「・・・・・・・。」
私「ははっは!」

まぁ、あまり倅を兵糧攻めにする親もいないでしょうがね。
姉達にも高校卒業後は小遣いを与えてないので、これでいいのです。
我が家の家訓で御座る。

金が欲しくば働けば良い。
倅に言うのです。
「銭はパソコンに埋まってる!」と。

<エイリアン>(2006年5月19日)


太ってしまってお腹の肉が凄い私です。
それを見た倅
倅「母ちゃん、何だいその腹は。」
私「赤ちゃんが出来たのかな!」
倅、軽蔑の表情で
倅「かっははは!
   そのうちエイリアンが腹を食い破って出てくんじゃね〜の?」

<狂牛病>(2006年1月22日)


今から6年ほど前のこと。
狂牛病が騒がれていた頃、ファミレスへ行った。
長女は大学生だったのでいなかった。

子供達はそれぞれ、自分の好きなモノを注文したが、
当時小学校低学年の次男と高校生の次女は
狂牛病を怖れて牛肉料理は注文しなかった。
なのに・・・
長男「おれは牛ステーキ。」

恐ろしそうに長男を見る、次女と次男。
私も呆れて

私 「おまえ、狂牛病になるよ。」
長男「いい、オレは食う!」
私 「じゃ、母ちゃんもステーキ。」
長男「母ちゃんはいいのかよ。」
私 「母ちゃんは未来がない老人だもん。
   おまえには輝ける未来があると思うけどね。
   おまえこそ、ステーキは止めな。」
長男「オレは死んでもいい、ステーキを食うんだ!」

不思議なのは当時小学校低学年だった次男が
何故、狂牛病を知っていたのかってこと。

不思議。

<ドリンク・バイキング>


倅どもとファミレスへ行った。
また、バカな倅はドリンlク・バイキングを5杯もお代わりしていた。
なので、また噴出させてやろうと思ってバカっ話しを散々していたら、倅に言われた。

「母ちゃん、金を払うから出てってくれよ。」

<犯罪>(2005年12月11日)


クルマの中での会話。

私「犯罪にならなきゃ何をやったっていいんだよ。」
倅「いいんかい、そんなコトを言って。」
私「いいんだよ、犯罪にならなきゃ。ぐわっはは!」
倅「母ちゃん・・・・・・・・・・・・・それが既に犯罪だよ。」

<工業高校>(2005年12月9日)


倅は工業高校です。
私の兄弟にも主人の兄弟にも工業高校を出た人がいません。
親戚見渡してもいません。
この子は高校受験の際に一切家庭では勉強しなかったのです。
近所の塾には行ってて、そこで勉強していました。

中三になって、この子が工業高校へ行きたいと行ったので
私は(そういう高校を出た兄弟も親戚もいないので面白いな)と、思いました。
珍しもの好きなんです。

それで、「●●工業はいい学校がだから、頑張って入りなさい。」と、激励。

ところが主人は自分が進学高を良い成績で出ているもんだから、
それが面白くありません。
受験というのは力の限り振り絞って不可能を可能にすることだと思っているのです。

まぁ、そりゃそうだろうけど。


でも、それって「個人の自由」じゃないでしょうか?
必死で勉強するのが好きな奴はすればいいし、
勉強嫌いなら、適当でいいんじゃないかな?
それに倅は工業高校に入ってPCに熟練してS○NYに入ってビル・ゲイツの
ようになるんだ!と、決めているんです。
かな〜〜り、不可能っぽいけど、まぁ、どんな夢を持とうとそれは個人の自由。

主人は一生懸命勉強しないで、入れるところに入ろうとする倅が忌々しくて
仕方ないのです。
それで、これから願書を出す・・・という時に
「工業高校なんてのはなぁ!高校じゃね===んだよっ!」と、怒鳴る始末。
そして「願書を出した後」「受験直前」「受験後」「「合格後」「入学後」にも
同じ台詞で怒鳴っているんですよね〜〜〜(暗澹

そのたびに
「黙れ!」と、私に一喝されているのに、何度怒鳴られても学習しないんですよ〜〜〜(泣

ところが倅はそのたびに
「自分はいい学校出たからってさぁ!」と、口答えしてました。
あははh!
しかし、思うんですけど、この程度で済んで良かったです。
もっと、賢い子なら絶望してグレちゃうところです。
父ちゃんに似て倅の頭が悪いのが幸いしました。

人生、何が幸いするか、わかりませんね。


私は手に職をつけて専門家になり、腕一本で渡って行ければいいと、
思っているんです。
職人でもOKです。
むしろ、好きですね。

主人も文句を言うたびに私に怒鳴られていたら、入学後1年経ったら言わなくなりました。
でも、たまに工業高校をバカにしては冗談言ってますけどね。
何も面白くない冗談を。。。
それは無視するとして。

親が偏差値高くて頭が悪い場合、こうなりますね。
親が勉強出来たって子供は関係ないんですよ。
才能と性格は前世からの持ち越しと思っていいでしょう。
なのに殆どの親は頭が悪いので自分が出来たなら子供も自動的に勉強が出来ると
思っている。
実にアホです。


我が家は幸いにして私が「個人主義者」なので
「自分の人生の責任は自分で持て」と、育てたので個人的なことには口を挟みません。
勝手にやればよろしい。
(※その代わり家事を怠けたりいい加減にしたら、ヒドい目にあわせるけど)

倅は自分で決めた高校を休まないで通っています。
高校を中退したという話、登校拒否の話も沢山聞きますが
ちゃんと通っているんです。
そしてたまに居間で勉強している時に教科書を見ながら私が
「へえ!凄い難しいコトやってんだねぇ!」と褒めてやると
嬉しそうにしています(単純)。
「母ちゃん、オレさまは●●工業なんだぜ。当然だよ。」ですと。
普通高校の教科書と違って専門科目はまるっきりわかりません。
「凄いね!」

進学の際には本人が行きたい学校へ行かせないとね。
それには普段から子供に言いたいことを言わせておかないと、
親の意見を察知して自分の意見のようにしてしまい、
後でよく考えたら自分はここには行きたくなかった・・・と、
無意識にでもそれがあれば、三年間続かないでしょうね。
親は子供の意見を尊重して協力してやるだけでいいのに。

15年間の育て方の結果が高校受験というわけです。

<就職>(2005年12月5日)


倅は工業高校なので同級生の就職の話になった。

倅「クラスの友達が警察の試験に落ちて自衛官になるんだってさ。」
私「オマエもなりな。
  そうすればタダでクルマの免許取れるよ。
  給料もらっても使うところがないから、3年もやれば金がうんと溜まる。」
倅「でも、朝早起きするのが嫌だよ。」
私「何というブッたるんだことを!
   おまえ、本物の銃を撃ちたいって言ってたろ。
   警官が持ってるちゃちな拳銃と違って、ありとあらゆる銃火器を撃ち放題だよ。」


この倅は小学校の卒業文集に
「ボクは将来、警察官になって銃を撃ちたいです。
撃って撃って撃ちまくります。」と、書いたアフォです。

それを読んだ次女(当時中3)が呆れて
「こいつが将来犯罪を犯したらぜってえ、この文集がテレビに出るよね。」
ですと。

なのに、今、自衛官になって本物のバズーカ砲を撃ちまくれるチャンスがあるのに
自衛官にならないと言うのです。
勿体無い。

私「実弾演習では本物の弾を撃てるんだよ。」
倅「いいなぁ!やりてぇなぁ!」
私「でもさ、たまに跳弾(ちょうだん)と言って、弾が石か何かに当たって
  それが跳ね返って人間に当たって死ぬ事故もあるんだって。」
倅「それは嫌だな。」
私「跳弾(ちょうだん)じゃないよね!・・・わははは!」
倅「母ちゃん、何か可笑しいかい?」
私「わははは!」
倅「母ちゃん・・・・・さっさと弾に当たって死んでくれよ。」

<引き篭もり>(2005年12月4日)


去年珍しく倅とファミレスに行きました。
いつも他の子と一緒なのに、その日は珍しく二人だけ。
倅はドリンク・バーがバカみたいに好きなので、それのある店へ。
そして学校の話題になりました。

私「あっちでもこっちでも登校拒否ばかりだねぇ。」
倅「オレは拒否らないぜ、母ちゃん。」
私「おまえが登校拒否したら、即、学校(高校)を辞めてもらうからね。
  明日卒業式だって日でも、その日で辞めること。
  銭が勿体無いからね。」
倅「大丈夫だよ、母ちゃん。」
私「そうかい。
  でも、引き篭もりになったら部屋から出さないからね。
  せっかく引き篭もってるんだから、何で外に出してやりましょうか。
  思う存分引き篭もってもらうね。」
倅「オレは引き篭らないぜ、母ちゃん。」
私「あ、そう。
  でも、もしヒッキーになったら部屋から出られないように襖を釘付けにしてやるよ。
   あ、待て待て。
   襖じゃ蹴破られるから、鉄の扉にしよう。」
倅「???」
私「そして小さな窓をつけてそこから食事を差し入れてやるよ。
   あ、トイレが困るなぁ!
   いいや、窓からでもしておくれ。」
倅「ぶっ!」(ドリンクを噴出す)
私「いや、待て待て。
  窓から逃げ出すと困るから・・・・窓には鉄格子だ。」
倅「ぶわっ!げほっげほっ!」
私「あははは!」
倅「ぐわっごほっごほっ!」(死にそう)
私(やった===!いい気味!)

<倅の勉強>(2005年12月4日)


倅が珍しく勉強しています。

倅「人間の聞こえる範囲は20ヘルツから2万ヘルツ・・・」
私「へええ!そりゃ凄い!」
倅「何言ってんだよ、母ちゃん。
   人間が一番聞こえねえんだよ。」
私「え?そうかい。
   お母ちゃん危うく自慢するトコだったよ。」
倅「おいおい。犬や他の動物と比べると人間は殆ど聞こえてねえんだよ。」
私「だけど、連中は二本足で立って歩けないだろ。」
倅「それを言っちゃあお終いだよ、母ちゃん。」

それからずっと倅の勉強に口出しする私。
勉強を応援しているのか、邪魔しているのか。

<バカな子ほど可愛い>(2005年8月24日)


うちの長男、子供の中で一番いまいちなので主人が力を込めて言うんです。
「バカな子ほど、可愛い!」と。
私も
(こんな頭でこれから社会に出て行かなくてはならない)のが不憫です。

普通・・・てか、昔は「バカな子ほど可愛かった」ものです。
ところが今、全部ではないけど「賢い子ほど可愛い」という親がいますね。
賢くて良い高校・大学へ行ってる子が可愛いのです。

でも、正確に言えば「賢い子を自慢したい」=「自分が他人に褒められたい」のです。

幸いなことに私は「他人の評価よりも自分の評価を優先」させてます。
前世がフランス人だからかな?
私の母親がそうだったので、自然にそうなりました。


出来の良い子を自慢する親の精神を分析すれば
「出来の良い子は、自分が出来が良いからだ。
表面上は自分は出来は悪いが、潜在的に出来は善かったのだ。
ただ、勉強しなかっただけだ。
この子を見れば世間は私の出来の良さを再認識するだろう」という、
何の根拠もない妄想にかられているのです。

ハッキリ言ってこれは「妄想」でしかありません。
子供の出来の良さは親とは関係ありません。
才能は前世からの持ち越しなので、当人のものです。
親は関係ないですね。

こういうコトすらわからないバカ親は出来の良い子を自慢するけど、
結果は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その出来の良い子には裏切られます。
つまり
「親の面倒は見ない。遠くに住んで帰らない。疎遠になる。
結婚すれば配偶者の親と縁が深くなる。
話が合わないから敬遠されているが親はそれに気づかない。
子供の配偶者は子供と同レベルなので当然話しも何もかも合わない。
従って同居は不可能。親は孤独になるが、
その原因は全て子供の配偶者のせいであるとしか思えない。」


どうでしょうね?
かなり悲惨じゃないですか?
これって心は地獄ですね。

私は子供は皆、それぞれ可愛いです。
特にどの子が。。。ってのはないですね。
可愛さに「成績」だの「学歴」だのは関係ありません。

実はウチの親もこの「本能」が壊れている親でした。
大変でした。
母が晩年
「進路は子供の好きにさせた方がいいよ。」と言いましたが、
そんなことは当たり前のことだったのでしらけました。
母はそんな簡単なコトも散々失敗してから悟ったのです。
思えば可哀想でした。

成績の良い子は自慢でバカな子は「親に恥をかかせる出来損ない」くらいの意識でした。
父親がそうだったけど、母もそれに追随していた場面があります。

私はそういう母の「わからなさ」を「わかってあげるべき」だったんですね。

バカな子ほど可愛いのは親の本能なので、もしそうでなければ本能が壊れているのです。
従ってそういう親の子はロクな育ち方はしないのです。

<頭痛>(2005年8月22日)


倅が父親&祖母&次男と山へ行きました。
そうしたら頭痛がするそうです。
気圧が変わったのも原因かも。

私が家事を言いつけたら「頭痛がする。」と行って動きません。
なので馬乗りになって言ってやりました。
私「頭痛を忘れるほど、他のところを痛くしてやろうかな?」
倅「母ちゃん、そういうジョークは止めてよ。」
私「いや、ジョークでなくて。」
倅「母ちゃん!(泣」
私「わっははh!」

ウチに生まれた子は災難ね。
これも「運命」ね。

<外面(そとづら)>(2005年8月19日)

長男は外面がいい。
昨日、crepさんが我が家へ遊びに来た。
私が「K、洗濯物を取り込んで。」と言ったら
「はあ〜〜〜い♪」だって。
crepさんが感心して
「いい子ねぇ!」

うそうそ。
普段は思いっきり威張って
「あとでな!!!」とか
「3時間待て。」とか、
「して欲しい?」とか、
「うっせぇ!」とか、
いちいち文句を言ってるんですよ。

この間、次男の担任が家庭訪問に来た時も
「K、麦茶いれて。」と言ったら
「は〜〜〜い♪」だって。

男は外面がいいのかね?
嫌な性格だわ。

でも、これで奴の弱点が見つかったから
今度から毎日誰かに来てもらって、倅に家事を言いつけようっと。

<言論の自由>(2005年8月19日)

長男が小6の時の担任がちょっとサヨクがかってました。

或る日長男が長女に
「ブス!」と言ったらボコボコにされました。
長男が泣きながら言うんですよ。
「だって、言論の自由じゃないんかい?ひっくひっく」
私は諭してやりました。
「でも大子にも、それを聞いてオマエをブン殴る自由というのがあるんじゃないのかね?」
「うわ===ん!」

自由を教える時はそれに伴う責任もついでに教えて欲しいですね。

<お姉ちゃん>(2005年8月16日)

家で威張り腐っている長男。
ところが娘どもが帰省すると小さくなっているんですよ。
お姉ちゃんが怖いんですわ。

昨日は靖国神社で久しぶりに姉と会ったんだけど、
「すね毛が気持ち悪い」だの「色が黒い」だの
「アロハ・シャツなんか着て不謹慎だろ」だの、言われ砲台。
可哀想!

長男を”テメェ”呼ばわりする長女(前世はイギリス王妃)。
長男を”貴様”呼ばわりする次女(前世はオランダ貴族)。
長男はこの二人に叱られないようにおどおどしてます。
可哀想!

娘どもは次男のことは子供なので大目に見てるんですけどね。
(でも、食事の作法が悪いと怒られるので、その間は長女から目が
 離せない次男。いつ、鉄拳が飛んで来るかわからないもの)

弟がいる姉は怖いです。
気は強いし少しのことでは動じなくなります。
「姉妹型」という考え方があり、本も出ているはずです。
女だけの姉妹の人、線が細いですね!
そんなコトを気にしていてどうする?って言いたくなりますよ。
また、兄弟の中で何番目かってのも、重要です。

女の人の性格形成。。。
○兄弟の一番上=妹だけ=面倒見が良くおっとり。
○兄弟の一番上=弟がいる=怒ると怖いしっかり者だが、抜けている。
○兄弟の一番下=兄と姉がいる=甘えん坊。無力を装う。
○兄弟の一番下=兄だけがいる=やたら女っぽく、愛嬌たっぷり。
○兄弟の中=他に同じ性がいる=目立ちたがりや。強い者につく。
                      逞しい。要領が良い。
と、いう傾向があるそうです。
観察するとある程度言えるかな?と思います。

例えば数日間一緒にいると、その人が兄弟の上か下かわかる。
そして弟がいるってこともわかります。

うちの娘達には弟が二人いるのでこんな(コワイ)人格になってしまいました。
私?
弟が三人います(あちゃ〜〜〜!)
なのでとっても抜けてて弟妹にはバカにされてますわ。

<コーヒー>(2005年8月15日)

通販で買ったコーヒーの中に一つだけ、不出来なのがありました。
ドリップ・コーヒーなんですけど、梱包の時にちょっとだけ位置がずれたらしい。
それを発見して思わず笑みがこぼれる私。
私  「おっ!このコーヒーを送り返せば、お詫びの印に何かくれるかな?」
倅  「ったく母ちゃんて異議申し立てが好きだね!」
夫  「さもしいんなぁ!!!」
私  「はっはは!」

”異議申し立て”だって(わらい
倅は「逆転裁判」とかいう、ゲームにはまってて毎日
「異議あり!今の証言には矛盾があります!」と、怒鳴っている。

勝手にさせておく。

でもゲームっていろんなコトを覚えますね。
いい点もありますね。

<優しい子>(2005年7月22日)

ウチの倅が鈍器だの、ブッ殺すだのと毎日のように言っているので、
さぞかし凶暴な息子と思われているかも。。。
事実は「うちの子の中で一番優しい」のです。

私が滅多にないけど、酔っ払ってげえげえ言ってると、他の子は
(バカが)という顔してますが、この子は
「母ちゃん大丈夫?」と、心配します。
私が鼻血を出したり、病気をすると
「母ちゃん死ぬなよ。」
テレビで病気の番組を見ながら
「母ちゃん病気になるなよ。」

他の子は神経が太いんだけど、この子だけは細いみたいです。
気が弱いとも言う。

小さい頃は苛められっぽかったんですよ。
苛められっ子ではないけれど、タチの悪い子には押され気味。
高校に入ってからはそんなことはなくなったようだけど。

優しくて気が弱い子は生きづらい世の中ですね。
(しかし、誰に似たんだぁ?)
(個性は生まれ変わっても変わらないと言う)

気が弱く優しい子でも、この時代を逞しく生きなければならないですね。

 <鈍器>

 日本中あちこちで「子供が親の頭を鈍器で殴って殺す」という事件が起きていますね。
 ウチの倅も鈍器で殴り○したいそうです。
 親ではなく老人を・・・だそうです。
 「ああ、俺は爺いになりたかねぇなぁ。」だって。
 その気持ち、わからないでもないです(おいおい)。

 なのでテレビに老人が映ると私が
 「ねぇねぇ、K、これは鈍器かい?」と訊きます。
 すると倅は
 「いや、これはまだ(鈍器は使わなくてOK)。」
 「じゃぁ、これは?」
 「こりゃもう、鈍器。わっはは!」
 トンデモない会話している親子ですわ。
 「じゃ、お祖母ちゃんは?老人だよ。」
 「お祖母ちゃんはいいの♪」

 差別しちゃいけないね。



 <鈍器後日談>

 倅が通ってた中学校では二年生になると「職場体験」というのをします。
 生徒は希望の職場で一日、仕事を実地体験します。
 倅が中学生の頃もあったはずなのに、どこで体験したのか聞いてなかったのです。
 それで先日倅に訊きました。

 私「K、おまえ職場体験はどこへ行ったの?」
 倅「老人ホームじゃねぇのかぁ。」
 私「ねえのかぁって、おまえ、自分のことだろ。」
 倅「老人ホームだよ!」
 私「ええええっ?
   だっておまえ、呆けた老人は全員鈍器で殴り○すって言ってたじゃん。」  
 倅「ああああ、そうだよ!」
 私「それなのに、おまえは老人ホームへ行って
   婆さんの肩を揉んだりティッシュ取ってやったり
   みかんの皮をむいてやったり、爺さんの車椅子押したりしたのかい?」
 倅「あああああ!!!そうだよっ!!!るっせぇなぁ!!!」
 私「わhっはは!!!」

 言行不一致は良くないですね。



 <愛とお金どっちが大切?>

 トリビアの泉という番組で今から半年以上前に放送された、
 「結婚生活に大切なのは愛?それともお金?」
 とかいう質問を全国の70歳(?)以上のお婆ちゃんにしたところ・・・
 「そぉねぇ、愛よねぇ。」
 「でもお金も大事ね!」
 という意見の中で出色だったのがこれ。

 関東地方の婆さんが
 「愛なんか要らねぇ、金さえありゃいい!」
 と吐き捨てるように言ったのを聞いて倅が大笑い。

 その後番組が終るまで30分間、ずっと笑い続けていました。
 私が倅に
 「このお婆さんには『鈍器』かい?」と、訊いたら倅、
 「鈍器じゃ足りねぇなぁ!」
 だって。

 同感。



 <理想の結婚相手・・・その1>

 倅が言うんです。
 倅「俺は金持ちの女と結婚したい。」
 私「えええっ?それじゃぁ、二十も年上の女になっちゃうよ!」
 倅「そうかい?」
 私「そうに決まってるだろ。
   おまえが25歳で結婚するとしたら相手は45歳のオバサンだね。」  
 倅「それは嫌だ。」
 私「じゃぁ、35歳は?10歳年上。」
 倅「それならいいや。」
 私「じゃぁ、40歳は?」
 倅「賞味期限が切れてる。」
 私「じゃぁ、45歳は?」
 倅「それは嫌だな。」
 私「それじゃぁ、○○歳は?お母さんと同じ年。」
 倅「そりゃもう、鈍器(で、殴り殺す)。」
 私「・・・・・・・・・・・・・。」



 <理想の結婚相手・・・その2>

 私「おまえはどんな人と結婚したい?」  
 倅「ボクより頭の良い人。」
 私「・・・・・・・・・・・・!」

 これはいい考えですね。
 倅はなかなか賢いです。



 <赤信号>

 倅とクルマに乗っていた。
 交差点に入る前に信号が黄色になっていた。
 交差点までかなり距離があったので
 (こりゃ、このまま行ったらアカになる・・・かな?)と
 思ったらやはり入る直前でアカに変わったが、そのまま突っ込んだ。
 「今のは、道路交通法違反になるんだよ。」
 私は倅に法律を一つ、教えた。
 「もし警察がここにいたらお母さんは捕まるところだった。
 でも、大丈夫、警察がいないことを確認して入ったから♪」
 「母ちゃん、それはまずいだろ。」
 「いいんだよ、見つからなきゃナニやったって!」
 「母ちゃん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・裏社会で生きろよ。」



  <大儀名文>

 「母ちゃん、大義名分て何だい?」
 高校生のくせに語彙力のない奴め。
 「大義名分というのはなぁ、『これがあれば何でもできるという、魔法の言葉』だよ。」
 「へえ、それはどういうことだい?」
 「例えば・・・・・・・『大量殺戮兵器の疑いがあるんだから、戦争を仕掛けても良い』という
 アメリカの言い分とか。
 これがあれば何をやってもいいってこと。
 殴っても蹴って殺してもいいってこと。」
 「へえ、俺は大義名分があっても殴らないけどね。」
 「そうかい。オマエはいい子だね♪」

 ○○できるってことは別に○○しなくちゃならないってことじゃないし。
 好きにすればいいと思う。

 倅をはじめウチの子はすぐ私にいろんなことを質問するので面倒臭いです。
 私が子供の頃、何かを父親に質問するとすぐ
 「辞書を持ってこい!」と言われた。
 子供が辞書のある場所なんか知らないからグズグズしていると途端にキレ
 怒鳴りまくられたので、親には質問しなくなりました。
 その代わり辞書で調べることもしなくなりました。
 英和辞典なんて殆ど引いたことがないですね、嫌いだから。

 私は物事を殆ど本とマンガと映画とテレビで教わったようなもんです。

 私は子供が質問した時に「辞書を持ってこい!」と、怒鳴る『愚』はやらかしたくない。
 いつも自分が知ってる限りの知識を総動員して即、答えています。
 中には偏向しているのもあるかもしれないけれど、
 それは後で本人が削除すれば良いことです。



 <倅が尊敬する人>

 お笑い芸人の”ヒロシ”は「マイケル・ダグラスしか尊敬しない」そうだ
 それを倅に教えたら
 「俺はビル・ゲイツと安藤百福しか尊敬しない。」

 倅は小学生の頃
 「はじめてカップラーメンを作った安藤百福(あんどうももふく)」
 という学習マンガを読んでえらく感動した時から尊敬しているそうだ。
 「何で安藤百福なの?」
 「だってカップラーメンを発明したんだぜ、母ちゃん。」
 「じゃぁ中国の蔡倫が紙を発明したのは?」
 「カップラーメンにゃ敵わねぇよ。」
 「じゃあ『世界三大発明』のグーテンベルクの活版印刷と火薬と羅針盤よりも?」
 「そうだよ。」
 「じゃあ自動車(ガソリン・エンジン)を発明したダイムラー&ベンツよりも?」
 「そうだよ。」
 「じゃあ電球を発明したエジソンよりも?」
 「そうだよ。」
 「じゃぁ電気の発明(誰だっけ?)よりも?」
 「そうだよ。」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
 「だって考えてもみろよ、母ちゃん。
 たった3分で飯が食えるんだぜ。
 人類の歴史でそんなことなかったんだよ。」
 「???????」

 倅によると安藤百福が人類史上最大の発明者らしい。
 まぁ、どんな意見だろうと自分の意見を持ってるってのは素晴らしい。
 というわけで倅は「人類最大の発明品」であるカップラーメンを毎日2個は食べている。

 安藤百福さん、倅を日清食品に入社させてください!



 <車で>

 車に乗っていた時の倅との会話
 A「あ、サツだ!」と言って中指を立てる。
 B「ダメでしょ、そういうことしちゃぁ。。。」
 A「なぁにわっかりゃしねぇよ。いいんだよ、オマワリなんか。」
 B「もう!いつもそうなんだからぁ!」
 えーーーっとですね
 Aが私でBが倅です。



 <ときには「拳法師範」>

 倅とスレ違うとき、ヘラヘラ笑いながら近づき
 いきなり「中段突き」をお見舞いしてやった。
 しかし倅はサッと手を出して私の拳を払い除けた。
 「おお!ずいぶん腕を上げたね!」
 「決まってるさ、母ちゃんの殺気を察知できない俺じゃないよ。」
 「うむ。たいしたものだ・・・。」
 目を細める私。

 何が起こるかわからないのが人の世です。
 倅には隙のない人間になって欲しいという、親心です。
 (誰?変な母親!と思ったのは・・・)



 <ときには「老師」>

 倅も高校生。
 やたら毛深くなって来たのでからかうネタが増えた。
 コタツに寝そべっている倅のスネ毛を抜いてやった。
 ブチっ
 倅「いてっ!何すんだよっ!」
 私「心頭滅却すれば火もまた涼し!喝===っつ!」
 倅「何言ってんだよ。」
 私「お若いの・・・まだまだ修行が足りんのう。」
 倅「何だよ老婆みてえに。」
 私「老師と呼びなされ。」
 倅「ば、婆あ!」



 <ときには「武士の妻」>

 倅が寝そべっているので乗っかってやった。
 倅「婆あ!重いんだよっ!」
 私「侍の子は泣きません!」
 倅「何が侍だよぉ、どいてくれよ!」
 私「そんなことでは立派な武士にはなれませぬぞ。」
 倅「苦しいよぉ!」
 私「そなたは○○家の嫡男。滅多なことでは弱音を吐いてはなりませぬぞ。」
 倅「どけっつってんだろうがっ、婆あ!」」
 私「何ですか、町人のような言葉使い。母は情けない・・・」
 倅「は、母上・・・・・どいて・・・ください・・・・ませ・・・・・ぐぅ。」



 
< 倅が県内の高校の合同発表会に行った>

 それが終わった時、前にいた他校の生徒のノートが床に落ちた。
 中を見たら・・・
 「後ろの連中がバカみてぇでうるせぇ。」と書いてあったそうだ。

 私「勿論!蹴りを入れてやったんだろうね!」
 倅「そんなコトしないよぉ。」
 私「『ちょっと体育館の裏までおいでください。』って言いな。」
 倅「母ちゃん、喧嘩なんかしちゃダメでしょ。」
 母「誰が喧嘩なんて言った?
    『なぁにお時間は取らせません、すぐに済みます。』
    って言えば良かったのに!」
 倅「母ちゃんは!」



 <ときには呆け老人>

 倅「母ちゃん。」
 私「はああああ?」(耳に手をあてながら)
 倅「母ちゃんたら!」
 私「どちらさまでしたかいのぉ?」
 倅「婆あ!」
 私「はああああ?」
 倅「・・・・・・・・・・・・・・・・・さっさと死んでくれよ。」



 <ときには帝国軍人>

 私「貴様、なっとらん!」
 倅「何だよ、急に。」
 私「帝国軍人たるモノが何たる体たらく!」
 倅「うるせぇ。」
 私「き〜さ〜ま〜!精神を叩きなおす!」
 倅「うーるっせぇ!」」
 私「大日本帝国万ざ===い!」
 倅「頼むから出てってくれよ。」



 
<毎晩、ネットのゲームをする倅とパソコンの取り合いをする私>

 ゲームしている倅にちょっかいと出す。
 私「早く代われ。」
 倅「嫌だ。」
 私「じゃぁくすぐっちゃうぞ。」(すでにくすぐっているが)
 倅「頼むからおとなしくしててくれよ。」
 私「十分おとなしいけどね!」
 倅「いい加減で大人になってくれよ=。」
 私「十分、大人だけどね!」
 倅「母ちゃん(オマエ)は、
   何で(よりによって俺の)母ちゃんなんだよ〜!(泣」



 <今日もパソコンの取り合い>

 倅「パソコン貸して。」
 私「嫌だ。」
 倅「貸せっっつってんだろうが、婆あ。」
 私「オヤジギャグ言ったら貸す。」
 倅「???」
 私「パソコン貸してクレヨンしんちゃん、とか言ったら貸す。」
 倅「ば、婆あ・・・。」
 私「パソコン貸してクレオパトラ、でもいいな。」
 倅「そんなバカなこと、言えるかよ!」
 私「じゃ、貸さない。ホレ!早く言ってみ。」
 倅「婆あ・・・・・殺そうかな・・・・」



 <時節>


 倅はドラえもんが大好き。
 ドラえもんのコミックは全巻持っていて、毎週金曜日のドラえもんは欠かさず見ていた。
 中学時代はマズイことに、金曜日が塾の日になってしまい、ビデオに撮っていた。

 高校生になればドラえもんを卒業するかな?と、思っていたら全然変わりなし。
 (いい加減にしろ!)と、思っていたら、最近見なくなりました。

 理由は・・・ドラえもんの声優が変わったから、です。

 次男も「ノブヨガイイ。」と言って、ドラえもんを見なくなりました。

 あんなに夢中になっていたドラえもん。
 あっけなく卒業しましたね。
 これはひとえに新しい声優さんのおかげです。
 有難うございます。
 特にドラえもんの声の方。
 感謝します!
 (皮肉が過ぎるかしら?)

 しかし、何かをどうにかしたくてもどうにもならないことってありますよね。
 個人の努力では手も足も出ないってこと。。。
 これは日月の神も指摘していて
 「時節ほど、結構なモノないぞ。神でさえ、時節には敵わんのであるぞ。」
 と言っています。

 いついつまでに・・・ということは神でさえわからないのです。
 「その時」が来ないと、わからないのです。
 だから、人間は「いつ」ということに心を奪われず今、出来ることをやるしかないんですね。

 例えば「子供の登校拒否はいつ、直るか?」
 親はこればかり考えちゃうと思うんですよ。
 「いったい、いつになったら学校へ通うようになるんだろう?」とか。

 でも、それは「子供が通えるようになったら。」としか、言いようがありません。

 「富士山はいつ、爆発するのだ?」
 これも、「マグマの活動が爆発するレベルにまでなったら。」としか、言い様がありません。 

 人間には「人事を尽くして天命を待つ」ことしか出来ないですね。

 我が家で、ドラえもんを見なくなったのと、同じように、
 「その時」は意外とあっけなく訪れるのかも知れませんね。